数字だけじゃない「血圧」の知っておきたい本当の注意点!

数字だけじゃない「血圧」の知っておきたい本当の注意点!

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血圧の意味すること

血圧計に表示される数字を見て「上の血圧130、下の血圧85」を基準に、
自分は高血圧だ、低血圧だと判断している人が多いのですが、この数字はもち
ろん基準としての意味はありますが、日本の基準は欧米より遙かに厳しいもの
で、医者の言われるままに上の血圧が140ぐらいで降圧剤を飲んでいるとい
う人は、本当に必要であるのかどうかを考えてみる必要があります。

血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の内側の壁を押す力のことです。

       

そして、この血圧は心臓の拍動に対応して変化し、心臓が収縮したときの血圧
が収縮期血圧(最高血圧)で、一般的には「上の血圧」と言われているもので
す。逆に、心臓が緩んだときの血圧を拡張期血圧(最低血圧)で、一般的には
「下の血圧」と呼ばれているものです。

この2つの平均を「平均血圧」と呼び、その差が「脈圧」と呼ばれ、これら心
臓の拍動に伴う血圧の変化を心拍変動と呼んでいるのです。

平均血圧は「下の血圧+(上の血圧ー下の血圧)÷3」で求め、脈圧は「上の
血圧ー下の血圧」で求めます。

この中で、最も注意して欲しいのが脈圧で、これは大動脈硬化の程度を反映し
ているのです。つまり、大動脈に伸展性がなくなると血流の緩衝作用がなくな
り、血液を送り出している収縮時の血圧が高くなり、逆に血液が送り出されて
いない拡張期の血圧は低下します。このように血圧の上下差が開くのは大動脈
硬化が進んでいるということを意味しているのです。

     

さらに、もう1つ呼吸変動による血圧の呼吸変動というのがあり、息を吸った
ときには血圧は低下し、息を吐いたときに上昇します。これは血圧測定のとき
血圧を下げる手段として使っている人もときどき見かけますね。(笑)

それ以外にも、血液量が増えると血圧が上がり、減ると血圧が下がりますし、
血液の粘り気、毛細血管の抵抗性などでも血圧は変化します。

そして、日本では血圧測定の結果が「収縮期で100mmHgより低いと低血圧」
「収縮期血圧が140mmHg、拡張期血圧が90mmHgを超えると高血圧」と
されているのです。

高血圧症の本当のリスクとは

血圧というのは、高いとか低いとか数字にこだわる人が多いのですが、血圧の
数字は呼吸ひとつでも変動がありますし、欧米では150程度で降圧剤を飲む
人などほとんどいないと言われていますので、私個人としては、140程度で
若い人が降圧剤を飲むのはいかがなものかと思ってしまいますが、まぁ、それ
で本人の気が済むのであれば、それについてどうこういうつもりはありません。

むしろ、普段より血圧が異常に変化した場合、さまざまな病気になっているか
も知れないというサインとしての血圧に注目していただきたいのです。

たとえ、自覚症状がなくても、明らかに血圧が異常な場合は専門医の診断を受
けることで、病気の早期発見につながることが多いのです。

     

もちろん、高血圧が長く続くと、血管に異常がある場合は「脳出血」や「脳梗
塞」「狭心症」などのリスクが高くなりますし、低血圧では「めまい」や「頭
痛」「耳鳴り」「肩こり」「不眠」などの症状に悩まされるだけではなく、他
の病気が関係している場合もあります。

血圧降下剤を飲んでいる人は、やはり脳梗塞や狭心症を心配されていると思い
ますが、ある調査では、脳梗塞や心筋梗塞になる人の全体に占める割合いの大
半が血圧降下剤を飲んでいる人だと言われています。

つまり、日本レベルでの高血圧基準では、何も飲んでいない人はほとんどこれ
らの病気で命を落とすことがないということなんですね。

脈圧が高い高齢者の場合なら、血圧を下げる必要もあるかも知れませんが、若
い人が上の血圧が140を超えたからと血圧降下剤を飲んでいる人が多いのに
は驚かされます。

          

私なら、少なくとも体に害がなく、むしろ血液に必要な成分のサプリメントなど
で、血液の若返りを図り、血管を保護する方法を選択すると思います。

   

 

 

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