ウオーキングの効果
ウオーキングとは何かという説明はもう必要ないと思いますが、日常生活でただ歩いてい
るというのではなく、「健康という目的」のために歩くことをウオーキングと言っていま
す。とは言っても、そこにあるのは気持ちの違いだけで、歩くということには変わりはな
く、特別なことをする訳でもありません。
しかし、そのような目的意識をもって歩くことが習慣化されると、体質の改善や生活習慣
病の予防など、身体に好ましい効果がいろいろ得られることになるのです。
例えば、薬を飲まなくても血圧を下げたり、コレステロールや血糖値を一定の状態に保と
うとする恒常性（ホメオスタシス）作用のあるタウリンなどの物質が増えるのです。
これは生活習慣病で問題になる「肥満」「脂質異常症」「糖尿病」「動脈硬化」などの予
防に直結していますし、心肺機能が強化されるため心血管疾患のリスクも低下することに
なります。
また、骨の弱い人はカルシウムなどを摂取しますが、それだけではダメで、適度な刺激と
吸収能力を高めるのに必要なビタミンＤが必要ですが、ウオーキングは同時に両方を得る
ことができるのです。
更に、正しい姿勢で歩くことで、筋力が強化されたり、筋力バランスが改善され腰痛など
の改善にも貢献します。
ただ歩くだけで、安静時の３倍のエネルギーを消費すると言われていますので、体脂肪の
減少にも役に立ちますし、肝機能の改善にも貢献しますので、ＧＯＴ（ＡＳＴ）やＧＰＴ
（ＡＬＴ）が高めの人にも有効であることが分かっています。
たかがウオーキングですが、その効果は予想外に大きく、無視できないものであることが
お分かりいただけたでしょうか？
効果を高める歩き方
正しいウオーキングとしては、背筋を伸ばして、重心を前にかけ、肘を曲げて腕を振りな
がら、後ろ足のつま先で地面を蹴るようにして歩くというものらしいです。他にも自然に
かかとから着地するとか、いろいろややこしいウオーキングの基本があるようですが、私
流の解釈では「遠くの目標を見ながら、そこに走り寄るつもりで歩く」ということではな
いかと思います。
まぁ、しかし何よりも大切なことは、まずは歩いてみるという気持ちになることで、習慣
化されてくれば徐々にテーマを増やしていけばいいのです。
そして、頑張り屋さんに多いことですが、天気が悪くても、体調がすぐれなくても、やり
とげなければ気が済まないという人もいるようですが、それはあまり感心しません。自身
の体調や天候に合わせて、時間を短縮したり、休んだりすることも大切なルールです。
その他、怪我や事故に注意し、水分補給や気温対策など、自身の体調や体力に合ったペー
スで歩くことです。
私的に意外にも良いかなと思ったのが、運動を最大限の効果に引き上げるという信じがた
いサプリメントなのですが、内容を良く調べてみると、肥満や血圧とは関係なくても損は
ないかなと思って試してみました。メラスイッチというのですが、その名前の意味がよく
分かりました。歩く効果を高めたいと思う人にはおすすめできると思います。
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