血圧は多少高い方が健康?年齢+90=正常を信じよう

血圧は多少高い方が健康?年齢+90=正常を信じよう

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   血圧140超えは危険?   

病院で血圧140を超えると降圧剤が処方されますが、その理由が脳卒中を引き起こす原
因になるということで、そのような説明を受けた人も多いのではないでしょうか。

しかし、血圧なんてのは秒単位で変化しているものですし、少し動けば150程度はすぐ
に突破して、階段などを上がると200なんてのも珍しいことではありません。なので、
安静時に測る血圧が少し高かったからと言って、それがどのような意味があるのかよく分
かりませんし、140やそこらで降圧剤を飲むなんてのは全く理解できません。

脳梗塞になる人の多くは降圧剤を飲んでいる人という調査結果もあるほどですので、ます
ます不可解なのが高血圧症という病気なんですね。しかも、わずか30年ほど前には、医
療機関での受診をすすめる血圧値は180mmHg(収縮期)/100mmHg(拡張期)だ
ったことから考えると、何となくスッキリしないところがあります。

             

確かに、欧米でも1990年代に製薬会社が降圧剤の売り上げを伸ばすために、政治家や
臨床学会に利益供与を約束して140/90という治療ラインを設けたこともありました
が、高血圧マフィアと呼ばれ、利益相反行為に対する罰金刑が課せられることとなり、年
齢+90(60歳以上)を基準値としました。

日本の医療もその影響を受けて、引き下げることはしましたが、そのまま放置されている
というより、更に厳しくするというような不心得なことをしているんですね。

しかも、降圧剤というのは一時的に血圧を下げることは下げますが、高血圧を治療してい
る訳ではないので、またすぐに上がり、薬の量を増やしたり、複数の薬を併用したりする
ことになり、それがもとでめまいがしたり、脳梗塞の原因になったりするというのですか
ら、昔と比べて栄養事情が改善され血管が強くなった現代人は、むしろ放置したことによ
る脳卒中のリスクの方がはるかに低いとも言えるのです。

   年齢+90が正しいかも   

脳卒中というのは、脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血のことを言いますが、戦後まもなく
の頃は、栄養事情が悪かったため高血圧によって血管が破れるという脳出血が95%も占
めていましたが、現在では栄養状態が良くなり20%台で安定しているのです。

なので、現代人の血圧と結びつくのは脳梗塞の方で、こちらは同じ血圧でも低いときに起
きる疾患なのです。つまり、脳に血栓がつまりかけたときに、それを押し流すための血圧
が不足しているときに起きるのです。

             

つまり、血圧が高い状態より、薬で下げられたときの方が脳梗塞になりやすいということ
になるんですね。

だからと言って、高い方が良いということではありませんが、欧米でも基準とされている
年齢+90以下に抑えられていれば、特に降圧剤を飲む必要がないという意味です。

そして、健康的に血圧を下げたいなら、食生活を見直し、適度に運動をすることです。血
圧を下げる作用のある栄養素はカリウムで、野菜や果物、海藻類に多く含まれています。

適度な運動とは、ウォーキングなどの有酸素運動ですが、1日に10分以上の運動の合計
が30分以上になるようにすると効果的と言われています。仕事などの関係で難しいとい
う人には、室内でできる器具もありますので、そのようなものを活用してみましょう。


 

 

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