高血圧の原因は生活習慣、改善は薬より食事と運動

高血圧の原因は生活習慣、改善は薬より食事と運動

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   高血圧の原因   

健康診断で血圧が高いと言われ、病院で薬を処方してもらって、血圧が下がったという話
はごく普通の流れかも知れません。確かに数字上の血圧は下がったかも知れませんが、そ
れで高血圧が治った訳ではありません。

血圧が高くなるにはそれなりの原因があり、その原因を改善しなければ、薬が切れたら、
再び血圧は高くなります。もちろん、生涯、薬を飲み続ける覚悟がある人はそれでも良い
かも知れませんが、それでも問題は残ります。

             

そもそも、高血圧はなぜ放置してはいけないのかというと、動脈硬化やその先の脳卒中・
心筋梗塞などの死亡率の高い病気を誘発する恐れがあるからです。ところが、その種の病
気で亡くなる人は、血圧を下げる薬を常用している人に多いという事実はあまり知られて
いません。

血圧とは、1日中変化していて、測る時間や環境で大きく違います。いつ測っても200
mm/Hg を超えているというようなら病院へ行くのも頷けますが、150や160ですぐ
に降圧剤というのはどうなのでしょう?

測る部位を変えたり、水を飲んだり、深呼吸をしてみるだけでも10~30程度はすぐに
変わります。なので、例え、高血圧症と診断されても、まずは1カ月程度はじっくり、同
じ時間に同じ環境で測定してみましょう。

高血圧が引き起こす合併症とは「高血圧が長く続くこと」で起こります。つまり、今日、
高血圧症と診断されても、明日どうなるというものでもありません。もちろん、放置して
良いという意味ではありませんが、少なくとも、本当に高血圧症かどうかを見極める程度
の余裕はあるということです。

国民性でしょうか、日本人はとかく結論を急ぎたがる傾向にありますが、自分の体のこと
(特に急を要するこものでない)ぐらいは、その原因を確かめてみても良いのではないか
と思うのです。

   高血圧の対処法   

糖尿病や脂質異常症など、他に病気がなく、血圧だけが高いという場合は、薬に頼る前に
最低でも10日間程度は、同じ条件で毎日血圧を測定してみましょう。できれば1日数回
程度測定できれば、より詳しく知ることができます。

測定の時間や環境は同じでも、3日目ぐらいからは、測定前に多少の変化をつけてみます。
測定の1時間前に水分を補給する、30分ほどウォーキングをしてみる、といったような
変化を加えるだけでも血圧は大きく変化します。

                

他にも、肥満やストレス、喫煙、寝不足など、さまざまな要因で血圧は上がりますので、
まずは思い当たる原因だけでも改善しながら測定してみましょう。ここに挙げた原因を見
直してみるだけでも、10日後の血圧は大きく改善されるはずです。

血圧はもちろん、血糖値や脂質異常の心配もある人には、健康茶をおすすめします。いず
れも生活習慣病という同類の病気ですので、血液中の糖・脂質濃度で血圧が高くなってい
るケースもごく普通にあります。血液に糖や脂が多く含まれていれば、血液が流れにくく
なりますので、血圧を高くして循環させるという解りやすい理由です。

次に、ストレスや肥満は運動で解消できます。つまり、血液中の糖や脂質の改善と水分不
足の解消には健康茶、ストレスや肥満の解消にはウォーキングなどの軽い運動、あとは睡
眠、過剰な飲酒・過食・喫煙など、全般的な生活習慣を見直すことで、血圧はだいたい正
常な状態に戻ります。

本気で血圧を下げたいなら、病院で降圧剤を処方してもらう前に、最低限この程度のこと
はやってみる必要があります。それは、高血圧になる人のほとんどは、これらに起因する
ものだからです。なので、そこを改善しなければ、いくら薬を飲んで数字は下がっても、
本当の意味で高血圧が改善された訳ではなく、むしろ降圧剤の副作用で死亡率の高い病気
を誘発するリスクがどんどん高くなるのです。

もう1つ大切なことは、誰でも加齢とともに血管も老化して硬くなります。そのため、若
い頃に比べて、多少血圧も高くなって普通なのです。60代以降の人に135ー85mm/
Hgを当てはめること自体、最初から無理があるということも覚えておきましょう。昔から
言われている「年齢+90」で良いのかなと思います。


 

 

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