「2021年11月」一覧

海藻に含まれるネバネバとした成分は、私たちの消化器官では消化されず、分解もされず、エネルギーにもなりませんが、消化器官の通過速度を遅くするため、炭水化物や脂質などの吸収も遅くなります。これは食後血糖値の抑制効果があるという意味でもあるのです。

脳梗塞や心筋梗塞による突然死というと、その原因は高血圧と言われることが多く、予防法としては高血圧の改善ということになる訳ですが、そもそも高血圧の大きな原因が動脈硬化で、血栓の原因は動脈硬化の原因である血管のプラークであることが多いのです。

生活状態は変わらないのに徐々に体重が増える、血圧、血糖、脂質が上昇する、肌の水分低下による肌質の変化、白髪や薄毛などの髪質の変化、目のピントが合いにくい（老眼）などの傾向にある人は、すでに体の処理能力が低下（老化）していると考えるべきです。

目が充血するとは、白目の表面の血管が拡張することです。その原因は「目の疲れ」「紫外線」「細菌」「アレルギー性物質」など、目の疲労や刺激の他、アルコール摂取や老眼などによっても引き起こされます。

女性は５０歳代（更年期）になると、寝つきが悪い、熟睡できない、夜中に目が覚めるといった睡眠への不満が多くなるようです。実際は同年代の男性よりずっと良く寝ているというデータもありますが、自律神経の乱れによる更年期症状の１つとも言われています。

重金属としては、水銀、銅、無機鉛、ヒ素、クロムなどはすでに有名ですが、他にも、食品、大気汚染、化粧品、洗剤、水道水などを通して、多くの重金属が体内に取り込まれ蓄積していることは、毛髪検査などをすれば一目瞭然です。

ヨモギは薬草として古くから親しまれ、緑黄色野菜を大きく上回る栄養素を有し、老化防止、ガン予防、生活習慣病予防、便秘解消効果、解毒効果、美肌効果などでも知られていますが、ハーブの女王と呼ばれる癒し系の香りをもつハーブティの１つでもあるのです。

老化が進行する大きな原因とされているのが体の酸化（活性酸素によって起きる体のサビ）です。活性酸素が体内にできる要因は、排気ガスやタバコ、紫外線、ストレスなどさまざまですが、呼吸をしているだけでも活性酸素の原因になります。

関節の動きと血圧の関係は、関節の動きが悪いと末梢血管の血流が悪くなり、心臓は「圧」を高めることで血流を確保します。これが高血圧の原因の１つで、血圧と言えば血管はセットですが、この血管をコントロールするのが自律神経で首のこりと関係します。

ピリピリ、チクチクした痛みから、皮膚が赤く腫れ、水ぶくれができるような症状が、一般的にヘルペスと言われていますが、それは単純ヘルペスのことです。口唇ヘルペス・性器ヘルペスなど、ウイルスが一度感染すると神経節に潜伏し、再発を繰り返します。

花粉症と言えば、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、という症状がその代表ですが、目のかゆみも同様に多い症状とされています。これは、鼻腔内に入ってきた花粉に対する免疫反応による症状で、主に鼻腔内の粘膜で起きるため、季節性アレルギー性鼻炎と言われます。

自律神経と言えば、交感神経と副交感神経はよく知られていますが、交感神経が優位に働いている（緊張状態にある）ときは食欲は抑えられ、副交感神経が優位にある（リラックス状態にある）ときは食欲が起こります。ダイエットの基本はここにあります。

更年期障害というのは、自律神経の乱れによる症状であることが多いんですね。女性ホルモンの減少でホルモンバランスが乱れるのは理解できても、どうして自律神経が乱れるのかが分からなければ、更年期症状を緩和するのは難しいかも知れません。