疲れで繰り返すヘルペスは単純ヘルペスウイルス感染症

疲れで繰り返すヘルペスは単純ヘルペスウイルス感染症

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   一般的なヘルペスとは   

ピリピリ、チクチクした痛みから、皮膚が赤く腫れ、水ぶくれができるような症状のこと
を、一般的にヘルペスと言われていますが、それは単純ヘルペスのことです。

ヘルペスには、大きく分けると2種類あり、口唇ヘルペス・性器ヘルペスのように、ウイ
ルスが一度感染すると神経節に潜伏し、ストレスや疲労などを契機にウイルスが再活性化
して、再発を繰り返すタイプのものです。

             

もう1つは、水ぼうそう(子供に多い)や帯状疱疹(高齢者に多い)タイプで、感染して
発症しても再発しないのが普通です。

私たちがヘルペスと呼んでいるのは単純ヘルペスのことで、歯肉口内炎、口唇ヘルペス、
性器ヘルペス、カポジ水痘様発疹症(基礎となる皮膚疾患が存在する)などがあります。

このような、疲れたり、体調不振なときに繰り返し再発するのは単純ヘルペスのことで、
水痘・帯状疱疹とは、ウイルスの種類も違えば、通常再発しないという点で違います。

帯状疱疹というのは、もとは子供の頃に起こりやすい水痘で、治ったあともウイルスが体
内に潜伏し続け、ストレスや過労により免疫機能が低下しやすい50代以降に再活性化し
て発症しやすい皮膚の水ぶくれのことです。ただ、この場合も再発の恐れは100人に1
人というレベルですので、一般的には、ほぼ再発しないとされていますが、絶対というも
のでもありません。

帯状疱疹は約20%の人が発症すると言われていて、50代以上でワクチン接種も承認さ
れていますが、帯状疱疹に限らず健康のためにも、この年代になるとストレスや疲労をた
めないように注意して、免疫が低下しないような健康的な生活をすることがそのまま予防
になるということを覚えておきましょう。

   単純ヘルペスの予防法   

単純ヘルペスは、一度感染すると、何らかの理由で免疫が低下したときに繰り返し発症し
ます。その再発頻度も平均して口唇は年2回、性器は10回程度といった具合で、かなり
頻繁に発症していることになります。

そして、感染経路もドアノブ、コップやタオル、キスや性交など、抵抗力が落ちていると
きには簡単に感染してしまうリスクが高いという特徴もあります。

なので、まずは口唇ヘルペス(熱の花ともいいますね)ではマスク着用などで、患部に触
れたり、水ぶくれを破らないようにしたり、タオルや食器の共有、キスや性交渉を避ける
ような注意が必要です。

        

感染しない、させないための心得がこれです。

また、感染・再発防止には、規則正しい生活、紫外線を避ける、月経前や風邪引きなどの
ときは十分な休息をとることなどが基本になります。特に、肌荒れ、皮膚炎のある人は、
日頃からスキンケアもしっかりする必要があります。

すでに、口唇ヘルペスなどを繰り返している人は、ヘルペス専用のサプリメントなどもあ
りますので、体調が安定するまで利用するというのも有効な方法です。

ヘルペスウイルスは、一度感染すると、生涯体内に存在して再発を繰り返しますが、適切
な予防や治療を行うことでコントロールすることも可能な病気です。日頃から体調管理に
気を配り、免疫を低下させないようにすることがその方法ですが、もし症状が現れた場合
は、他人に感染させないように注意し、できるだけ早めに治療をすることです。

副腎皮質ホルモン剤なども、ヘルペス再発のきっかけになることがありますので、何らか
の治療でその種の薬剤を使用している場合は、医師と相談するようにしましょう。



 

 

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