なかなか治らない「かかとのひび割れ」の原因と治し方

なかなか治らない「かかとのひび割れ」の原因と治し方

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1.かかとのひび割れの原因

足のかかとが乾燥して、白っぽく硬くなってカサカサした状態になり、亀裂が入ることを
ひび割れと言います。この状態が進行すると、痛みや出血を伴い、歩くことすら厳しいと
感じるようになります。本来、かかとは、皮膚に適当な潤いがあり、すべすべとした状態
なのですが、いったんひび割れ状態になると、なかなか改善しないところが問題です。

かかとがひび割れる原因は、皮膚の乾燥と刺激です。もともと足の裏には皮脂腺が少なく
乾燥しやすい部位でもあるのですが、冬場は空気が乾燥している上に汗もかかないため、
かかとは乾燥しやすくなります。そのような状態で靴や靴下などと摩擦を繰り返している
と皮膚が厚く硬くなって行きます。そのような状態で体重を支えていると、やがてはヒビ
が入ってしまいます。特に冷え性で血流が悪く新陳代謝が遅れ気味の人は、皮膚の再生能
力も低下して古い角質が残りやすく厚くなりやすいようです。

かかとがひび割れてくると、ストッキングや靴下を履くときに引っかかりやすくなります。
女性のパンストが伝線して破れたという原因で多いのがこれです。

また、別の問題として、水虫による皮膚の硬化もひび割れの原因になります。この場合は
セルフケアは難しく、皮膚科を受診して白癬菌を取り除くことが優先です。

水虫がない場合の「かかとのひび割れ」は、基本的には自己治療が可能というより、自己
治療法を習得することこそ完治への近道になります。ただし、出血をして歩行困難な場合
には、とりあえずは皮膚科での処置も必要になりますが、その後にはセルフケアを続けな
ければ再発してしまいます。

2.かかとのひび割れ改善法

まずは、厚く硬くなった角質を取り除きます。私の場合はサンドペーパー中目(120番)
を使っていました。あくまでもザラザラした部分(ストッキング破れの原因)を取り除く
という程度で、決して皮膚を損なうような深い削り方をしてはいけません。

ひととおりザラザラ感がなくなったら、入浴後にハンドクリームなどの保湿クリームを塗
って、かかとソックスを履いてみて下さい。

出血をともなうようなあかぎれ状態になっている人は、液体絆創膏などを塗り、傷の治療
もするようにしましょう。

治療の仕方はそれほど難しいものではありませんが、完治するまでには時間がかかります
ので、日常生活で悪化させないように注意することの方が大変かも知れません。ただ、そ
れがそのまま「ひび割れ予防法にも」なりますので、真剣に取り組んでいただきたいとこ
ろです。

最初にやるべきことは、足への刺激を少なくすることです。足に摩擦を起こしにくい靴の
サイズや靴下を選ぶようにして下さい。次に、暇を見つけて「足の運動(グッパー運動、
足をゆっくり回す運動など)」をするようにしましょう。

冷え性を自覚している人は、ビタミンA、ビタミンE,亜鉛などを多く含む食事に見直し
てみましょう。そして、意外にも冬に不足しているのが水分補給です。皮膚の潤いには水
が必要ですので、1日1リットル以上の水分補給は意識するようにして下さい。


しばらく治療を続けても、ひびが深く治りにくいような場合は、水虫の疑いがありますの
で、皮膚科で相談するようにして下さい。その場合は、治療法だけではなく、日常生活の
スタイルについても指導を受けるようにして下さい。





 

 

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