大人のあせも(汗疹)症状を早く治す方法と予防方法

大人のあせも(汗疹)症状を早く治す方法と予防方法

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1.大人のあせもと症状

子供のころに経験することが多いあせも(汗疹)ですが、実は大人になってもあせもで悩
んでいる人は少なくありません。もちろん、あせもの原因は大人も子供も同じで、エクリ
ン汗腺という汗の出る管が、垢やほこりで詰まることで汗が排出できなくなることにあり
ます。出口を塞がれてしまった汗は、汗腺から真皮に漏れるようになり、結果、炎症が起
きて、赤い湿疹やかゆみを引き起こすことになった状態があせもです。

             

こまめにシャワーや入浴で汗を流し、皮膚を清潔に保つようにすれば、あせもは自然に治
るものではありますが、かゆみに我慢できず掻いてしまうと、傷口から細菌が侵入したり
して重症化して、とびひ(伝染性膿痂疹)の原因になったりもします。

どうしても「かゆみ」が我慢できないようなときは、冷たいもの(保冷剤・冷やしたタオ
ルなど)で冷やし、市販薬などを使って症状の緩和に努めましょう。基本的には、湿疹か
ら浸出液が出ているようならパウダータイプ、浸出液が出ていなければクリームタイプ
ものを使うようにしましょう。

ただし、もともとアトピー性皮膚炎などの皮膚の病気がある人や、すでに細菌や真菌など
の感染で強いかゆみが続く場合は、あせもと軽く考えないで皮膚科を受診することも考え
るようにして下さい。伝染性膿痂疹は、自分だけではなく、周囲の人にもうつしてしまう
ことになりますので、あせもが悪化していると感じたら、皮膚科を受診して適切な処置を
受けるようにしましょう。

2.あせもの予防法とは

あせもを予防するには、暑い日の外出などには、汗拭き専用のタオルやハンカチを携帯し
て、汗をかきっぱなしにしないことです。汗をかいたら、こまめに拭き取ることを習慣化
するだけでもかなり違います。

             

胴体部分に汗をかきやすい人は、吸湿性にすぐれた素材や風通しの良いデザインの服装を
選ぶようにしましょう。もちろん帰宅後はすぐにシャワーや入浴で汗を洗い流すことも大
切です。

肥満傾向の人や高齢の人は、あせもができやすいと言われていますので、エアコンなどを
上手に活用して、汗をかいたままの状態にならないように注意しましょう。

あせもの治し方は、赤ちゃんから高齢者まで基本的に大きな違いはありません。汗をかい
た後のケアの仕方によるところが大きいので、自分でできない小さな子供や高齢者には周
囲の人が注意深く見守り、適切に対処する必要があります。

代表的なあせもの種類としては、水晶様汗疹(皮膚に透明の小さな水泡が複数生じる状態
で、かゆみ症状は少なく、白いあせもと呼ばれます)、紅色汗疹(よく知られているあせ
もで、赤い小さな水泡が複数生じ、かゆみやヒリヒリとした痛みを伴い、赤いあせもと呼
ばれます)、深在性汗疹(汗管の深い部分が詰まることで起きるタイプで、皮膚表面に小
さく盛り上がったような発疹が生じる)があります。

また、覚えておいて欲しいことは、あせもは暑いときだけではなく、スポーツ、更年期、
肥満、風邪などによる発熱、多汗症、包帯・ギブスなど、汗をかく条件が整えば、季節に
関係なく、どこにでもできるものですので、上手に汗をコントロールする方法も身につけ
るようにしましょう。


 

 

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