１．スパイクタンパク質とは何か
新側コロナで広く知られるようになったスパイクタンパク質とは、ウイルスの表面にある
針状の突起で、ヒトの細胞に侵入するための鍵となるものです。しかし、コロナウイルス
の感染によって、このスパイクタンパク質は多方面に影響を及ぼし、受容体以外の細胞組
織とも相互に作用するということを知ることになったのです。
ウイルスが体内に入ることで、脳・心臓など多くの臓器細胞も影響を受けるということが
研究で示されています。また、ミトコンドリアにも損傷を与えることで、さまざまな症状
を引き起こしたり、症状を長期化させるとも言われています。他にも、心血管系の損傷や
血栓を引き起こす可能性、免疫機能の低下など、研究が進むにつれて好ましくない情報が
多く出てくるようになりました。
ワクチンというのは、このスパイクタンパク質に先駆けて受容体と結びつくことで、ウイ
ルスの侵入を防ごうとするものですが、問題は体内に入ったスパイクタンパク質の存在期
間で、ワクチンを２回摂取した人の数か月後でも、予想外にまだ無傷のスパイクたんぱく
質が多く残っていたということです。
この件に関しては、現在もまだ研究中ですので今後の経過を見守る必要がありますが、体
内のスパイクたんぱく質を減らすことで、体への潜在的な悪影響を減らすことが出来るこ
とはまちがいないようですので、コロナ後に体調不良を感じている人は、とりあえずは体
内のスパイクタンパク質を一掃することを考えてみるのが良いかも知れません。
２．スパイクタンパク質の解毒法
スパイクタンパク質を体外に排出する方法として、世界保健評議会（ＷＣＨ）では、栄養
と医薬品の摂取を指導しています。主な栄養素は、ビタミンＣ、ビタミンＤ、オメガ３、
ケルセチン、メラトニン、亜鉛などですが、これらのめざすところは免疫システムの強化
によってスパイクタンパク質を除去しようとすることがわかります。また、自然薬的な解
毒作用を持つものとして、松葉エキス、タンポポの葉エキス、レウムエモジンなども紹介
されています。
医薬品としては、アスピリン、抗ヒスタミン剤、ステロイド、コルヒチン、イベルメクチ
ンなどが推奨されており、これは症状を改善するための一般的な薬品です。
まぁ、世界的な視野で見ると、このようなことになるのかなと思いますが、私たち日本人
には独自の解毒法があることをご存じでしょうか。日本オリジナルですので、世界的には
ほとんど知られていませんが、納豆キナーゼには血栓を溶かす働きがあることを日本人の
多くは知っています。
質のデトックスについて大変なことを発表しました。「現時点では、スパイクタンパク質
を分解できるのは、日本の納豆キナーゼだけであり、最先端を行っている。」という実験
による結果を発表したのです。
日本居住者なら簡単に対処できます。納豆はどこのスーパーでも売っていますし、苦手な
人でもサプリメントがあります。個人的にはスパイクタンパク質の解毒を考えるなら、サ
プリメントが効果的かなと思いますが、納豆なら食べたことがなくても誰でも知っている
日本の伝統的な食品ですので安心ですね。ぜひ、試してみて下さい。
