頬の内側を噛んでしまう(頬粘膜咬傷)の原因と対処法

頬の内側を噛んでしまう(頬粘膜咬傷)の原因と対処法

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1.頬粘膜咬傷の原因

食事中に頬の内側を噛んでしまって、強い痛みや出血を経験している人は多いと思います
が、一般的な原因としては、肥満により顔の肉が内側に張りだしたためとされています。
しかし、私も含めて、中肉中背でも何度もそのような経験している人も少なくありません。

そこで、今回は肥満体系でなくても頬粘膜咬傷が起きる原因についての内容になります。

             

まずは、加齢によるものです。普通は、年齢を重ねることで口を動かす機会が減少します。
すると、口の筋力が低下して、皮膚もたるんできます。つまり、頬の内側にたるみができ
て噛みやすくなってしまうのです。

次は、歯の治療を受けたことによる噛み合わせの変化によるものです。この場合は、治療
箇所がなじんでくると自然に噛まなくなってきますので、いつまでも修正されない場合を
除いてはそれほど心配する必要はありません。

そしてもう1つは、疲労やストレスによるアゴの運動制御の乱れです。特にアゴに限った
訳でもありませんが、ストレスや疲労がたまってくると、注意力が散漫になり、さまざま
な失敗をおかす原因にもなったりします。

また、唇の同じところを噛んでしまうという話もよく聞きますが、その原因もほぼ同じで、
疲れやストレス、加齢による頬のたるみ、アゴが狭くなることなどによるものと言われて
います。

ただ、頬の内側でも唇でも、出血している場合は、手を洗ってからティッシュやガーゼな
どを傷口に当てて、やさしくつまむように止血しましょう。うがいは出血を増やしてしま
いますので、まずは止血をしてから、血が止まった後で歯磨きやうがいをして口の中を清
潔に保つようにしましょう。

2.頬粘膜咬傷の対処

歯の治療を受けたばかりの人で頬の内側を噛むようになった人は、しばらくは物を噛むと
きは注意しながら様子を見るようにします。1カ月以上経過しても改善されない場合は、
歯科医で調整してもらうようにして下さい。

ストレスや疲れがたまっていると思うときは、散歩など軽い運動でストレスの解消、血流
の改善などによるリフレッシュをしてみましょう。また、睡眠時間をしっかりとり、ビタ
ミンなどを補給すると良いかも知れません。

中高年以降になると、加齢や肥満による筋力低下や骨密度の低下などによることが多いの
で、できるだけフェイスストレッチをして頬周りの筋肉を鍛えたり、たるみを改善しなが
ら、早食い傾向にある人は、ゆっくりを噛んでたべる習慣を身につける必要があります。

           

フェイスストレッチでよく知られているのが、あいうべ体操です。どこででもできる簡単
な方法の1つとして覚えておきましょう。

とは言っても、それですぐに治るというものでもありませんので、頬の内側や唇を噛んで
しまうことはしばらくは続くと考えて、そのときの対処法も覚えておきましょう。そのま
ま放置する人もいますが、細菌感染などから口内炎などを発症してしまうことも多いので、
まずは止血して、止血後にうがいなどで口内を清潔にします。

薬としては、スプレータイプのものから塗り薬まで、いろいろなものが販売されています
が、私が使ってみて一番良いと思ったのが貼るタイプの薬です。パッチタイプで食事や話
の妨げにならず、時間が経てば自然に溶けてなくなるので、一度貼るだけのお手軽タイプ
で気に入ってます。まだ使ったことのない人は一度試してみて下さい。


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