皮脂分泌が「多い悩み」と「少ない悩み」の深刻度と対処法

皮脂分泌が「多い悩み」と「少ない悩み」の深刻度と対処法

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皮脂分泌の悩みの原因

人間の体に不要なものは存在しないとすれば、肌の皮脂にもちゃんとした存在理由があり
ます。それは、皮膚を守るということなんですね。いわゆるバリア機能と言われるような
働きをすることで「肌の表面から水分が蒸発するのを防ぐ」「外部の刺激から肌を守る」
「肌の状態を弱酸性に保つ」といった働きをしています。

外から見れば、ただベタベタする、テカるといった感じで、更にはニキビなどの原因にも
なるといった悪いこと尽くめのようですが、それだけ皮膚の保護機能が活発に働いている
ということでもあるのです。

       

とは言っても、何事でも「限度」というものがあって、本来は肌を守るはずの皮脂も過剰
になると、毛穴づまり、ニキビなど肌トラブルの原因にもなります。つまり、皮脂を悪者
扱いするのはこのような状態になったときで、少し顔がベタつくとか、テカるといった程
度で、過剰分泌扱いして「皮脂」をしっかり落としてしまうのはあまり感心しません。

というのは、皮脂の過剰分泌の原因は「乾燥肌」であることが多く、その乾燥肌を作って
いるのが皮脂を気にし過ぎることによる過剰洗顔や強すぎる洗顔料によるところが大きく
関係しているからです。

原因はもちろんそれだけではなく、日常の生活習慣にもありますが、食事内容(脂質の摂
りすぎや偏食)、睡眠不足、飲酒・喫煙などを見直しても、皮脂の分泌が多いと感じると
きは、乾燥肌を疑ってみることです。

過剰皮脂分泌の改善法

洗顔後や入浴後に保湿なんてのはもう常識ですが、肌の乾燥は気付きにくいところで起き
ています。冷暖房が行き届いている現代社会では、仕事中も乗り物で移動中も、寝ている
ときでさえも快適に過ごせるようになっていますが、それだけ肌も乾燥しているというこ
とになるのです。

それでも、必死で肌を守ろうとして皮脂が分泌されると、テカリが気になるからとトイレ
に行くたびにアブラ取り紙などでしっかり取り除いているような人は、自分でどんどん皮
膚状態を悪化させていることになるのです。むしろ、換気や加湿器を使って乾燥しない環
境を作ることが大切なのです。

           

しかし、1日の大半を室内で過ごすОLの皆さんは、それすらかなわないという事情もあ
るかも知れませんが、そのようなときは自衛することも考えなければなりません。

「馬油」というおばあちゃんの知恵袋に出てきそうな名前ですが、漢方処方と同じで古く
から乾燥肌の改善方法として定評があます。馬油と言えばきっとべトべトしたものだろう
と思われたなら、根本的に考え方を変えなければなりません。

塗った直後でもサラサラで、べトつかす皮脂に近い状態で肌を守る働きをするので、見た
目もギラツキ感がないという特質を持っていて、出てはすぐに消える化学製品とは違い、
その品質の良さだけで昔からずっと使い続けられているのです。興味のある人はこちら
もっと詳しく知ることができます。

皮脂の過剰分泌の原因の多くが肌の乾燥にあるということがわかれば、むやみに皮脂を取
り除くことがどれほどリスキーかわかりますよね。乾燥した肌が無防備なまま晒され、外
敵や細菌の攻撃を防げなくなる(バリア機能低下)ことによる肌トラブルだけではなく、
小じわなども出来やすくなります。

もし、手入れをする時間がなく「皮脂でテカる悩み」と「乾燥肌で小じわ、敏感肌などの
悩み」の究極の選択をしなければならないとすれば、私なら迷わず「テカリのある肌」を
選択します。乾燥肌を選べば、やがてテカリのある肌になるのですから。(笑)つまり、
皮脂の過剰分泌はそれほど深刻でもなく、深刻なのは「乾燥肌」の方ということなのです。



 

 

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