気象の変化が原因で起きる体調不良「気象病」の対処の仕方

気象の変化が原因で起きる体調不良「気象病」の対処の仕方

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.気象病の原因と症状

雨が近づくと頭痛がするとか秋になると体調が崩れるといった悩みを持っている人は多い
かも知れません。病院へ行っても特に異常はなく、症状によっては日常生活に支障が出る
こともあったりという厄介なところもあります。このような気温や気圧の変化によって引
き起こされるさまざまな症状の総称を「気象病」といいますが、これは正式な病名ではあ
りません。

           

気象病の原因は、気温や気圧の変化ですが、特に気圧の変化によるところが大きいとも言
われています。私たちの体は大気から受ける圧力に見合う圧力を発生してすることでバラ
ンスを保っています。急激に気圧が低下すると体にかかる圧力も低下するため、体内の圧
力の方が高くなって、めまいや頭痛、動悸などの症状が引き起こされることになります。

気温が急激に変化すると、自律神経の働きを乱す原因になります。すると心拍数、血圧、
血流といったところに問題が出て、肩こり、めまい、耳鳴りなどの不定愁訴的な症状が現
れてくることになります。

気象病は、突然という場合もありますが、ほとんどの場合は日頃から不調を感じている持
病的な症状が、気温や気圧の変化でより強く現れる傾向にあると言われています。なので、
気象病を軽度で済ませるためには、日頃から気になっている心身の不調を改善することが
予防への近道ということかも知れません。

2.気象病の対処の仕方

一般的に、気象病を発症しやすいのは、デスクワーク中心の人や自律神経の乱れやすい女
性に多いとされていましたが、コロナ禍におけるリモートワークのためか、最近はこれま
で気象病とは無縁だった人にも増えてきていると言われています。

             

環境の整わない自宅でのデスクワークによる身体的・心理的な負担、運動不足、姿勢の悪
化などにより自律神経も乱れやすくなっていることが大きな要因と言われていますので、
そのような環境下にある人は、とりあえずは秋から冬などへの季節の変わり目には十分注
意する必要があります。

不調の種類はさまざまで、個人の体質によるところも大きいので、ひとまとめにした予防
法はありませんが、最近はそのような傾向を見通したかのように、気象病に有効とされる
市販薬も登場しています。何事も薬に頼るというのはあまり感心しませんが、気象病のよ
うな曖昧な症状には気休め的な薬が結果オーライという例も少なくありませんので、気に
入ったものがあれば、ちょっと試してみるというのも良いかも知れません。というのも、
病院へ行っても根本的な治療法がないため、頭痛には鎮痛剤、めまいには抗めまい薬とい
った対症療法が中心なので、それで気象病が良くなるというものでもありません。

私は昔からこのような症状には体質改善が効果的と考えていて、そのためには漢方薬がお
すすめです。体質改善をめざしながら、生活習慣や運動習慣の改善も心がけることで、不
快な症状も軽減されていくと信じています。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク