脳梗塞・心筋梗塞の予防には高血圧より動脈硬化の改善

脳梗塞・心筋梗塞の予防には高血圧より動脈硬化の改善

《本ページはプロモーションが含まれています》

   脳梗塞・心筋梗塞の予防   

脳梗塞や心筋梗塞による突然死というと、その原因は高血圧と言われることが多いですね。
そこで、予防法としては高血圧を改善しましょうということになる訳ですが、そもそも高
血圧になる大きな原因が動脈硬化で、血栓の原因は動脈硬化の原因である血管のプラーク
であることが多いのです。

簡単に言うと、動脈にコレステロールや中性脂肪などが溜まり、詰まったり、硬くなるこ
とで血管は弾力性や柔軟性を失い、血液がスムーズに流れなくなります。このような状態
を動脈硬化といい、流れにくくなった血液をなんとか流そうとして心臓の圧が強くなると
高血圧になります。更に、強い圧を受け続けることで血管壁は厚くなり、より動脈硬化が
すすむことになります。

             

こうなると、古いゴムホースのように、血管は切れたり、裂けたりしやすくなりますし、
内部に溜まったプラークが飛び散って血栓ができ、心臓や脳の血管が詰まることで、心筋
梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす原因になるのです。

つまり、脳梗塞や心筋梗塞を予防するとは、血管に溜まったプラークを取り除き、血管を
正常な状態に戻すことで、結果として、その過程で高血圧も解消されることになるのです。

しかし、高血圧の治療(降圧剤を飲むこと)を優先すると、本来、細くなった血管に流れ
込んだ血栓を押し流してくれる血圧の力が不足して、むしろ血栓が詰まりやすい状態にな
ってしまいますので、逆に脳梗塞などのリスクが高くなることにもなります。

なので、脳梗塞や心筋梗塞を予防するなら、高血圧より動脈硬化の改善を優先すべきであ
るということになります。

   動脈硬化を改善する方法   

動脈硬化を引き起こすプラークを溜めないためには、まずは食事の見直しが必要です。揚
げ物や油脂類は極力控えます。魚の脂は体に良いという説もあり、確かにEPAやDHA
には血液サラサラ効果が期待できますが、プラークが溜まらないかと言えばそういうもの
でもありません。肉でも魚でも脂身はプラークを悪化させてしまいます。

揚げ物も肉も魚も食べないから大丈夫と思っている人も、甘い物が好きな人は同じくプラ
ークを溜めやすい傾向にありますし、アルコールやタバコも血管内の皮脂細胞にダメージ
を与えて動脈硬化を引き起こす要因になります。特にタバコは動脈硬化のリスクを高める
とされていますので、できれば禁煙することです。

        

次に、ウォーキングなどの有酸素運動の習慣をつけましょう。有酸素運動は血流を改善し、
血管内側の内皮細胞を活性化することで一酸化窒素が分泌されます。これは血管をしなや
かにしたり、プラークを小さくする働きがありますし、運動は間接的にはストレスの解消
や血圧の安定にもつながりますので、30分~1時間程度の運動をおすすめします。

そして、ぜひ実践していただきたいのが松葉茶です。昔から健康上のメリットが多いこと
で知られていますが、特に近年は血液の浄化や血管壁の強化で注目されています。

クロロフィル(葉緑素)が血液浄化に役立ち、ケルセチンという成分が血管壁を強くする
と言われていますが、松だけが持つ精油成分がコレステロール値を下げ、豊富なビタミン
やミネラル類が健康の基礎部分から支える働きがあると言われています。

それほど高価なものでもありませんし、飲むだけですので、ある意味これが一番習慣化し
やすい動脈硬化対策と言えるかも知れません。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク