メタボリックシンドロームの説明ができない人は予防もできない!

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基本は生活習慣病対策

そもそも生活習慣病とは何かをご存知でしょうか?生活習慣の悪さが引き起こ
す病気ということになる訳ですが、その悪い生活習慣とは何かというと「食べ
過ぎ」と「運動不足」なんですね。(笑)

つまり、過剰飲食に運動不足が続くと肥満になります。その中でも中高年の男
性に多く見られるようなポッコリ出たお腹の中身は「内臓脂肪」と言われるも
ので、それこそが生活習慣病の原因になる「内臓脂肪型肥満」というものです。

            

内臓脂肪が蓄積されると、血圧、血糖、脂質に異常をきたすことが多くなり、
それぞれが異常状態になると「高血圧」「糖尿病」「脂質異常」という病気に
なります。これらの1つ1つを「生活習慣病」と言います。

そして、これらの生活習慣病が複数重なって起こっている状態が「メタボリッ
クシンドローム(内臓脂肪症候群)」と言われるものなのです。

生活習慣病の高血圧・脂質異常・糖尿病そのものも決して軽視できませんが、
それらが複数重なることで一層リスクが増大します。その最たるものが「動脈
硬化」と言われる血管の老化です。

もちろん、血管は加齢とともに少しずつ老化していくものではありますが、働
き盛りの若い世代でも必要以上に動脈硬化が進み、心臓疾患や脳疾患など取返
しのつかない状態になるリスクが大きくなるのです。

動脈硬化とは、その名の通り「血管が硬くなる病気」ですが、単に硬くなるだ
けではなく、脂肪やコレステロールが血管にこびりついてプラークとなり、血
管内部が狭くなったり、プラークが壊れて血栓ができたりすることで血液の流
れが悪くなります。

すると、体内の臓器や組織に酸素や栄養が運ばれ難くなって機能が低下します。
このようにして引き起こされるのが「狭心症」「心筋梗塞」「脳梗塞」といっ
た命にかかわるような病気なのです。

生活習慣病対策の始め方

生活習慣病は、血糖、血圧、脂質に異常が起こる病気ですが、このなかでも最
も防ぎにくいのが「血糖」です。血糖とは血液に含まれるブドウ糖の量ですが、
そのブドウ糖の元になるのが糖質(炭水化物)です。

炭水化物は三大栄養素の1つであり、日本人の主食でもあるので、これを完全
に抜くことは考えられません。

         

米、パン、麺類といった食物を摂取すると、すごい早さでブドウ糖に変化して
吸収されますが、健康な人ならインスリンというホルモンの働きで、一定の濃
度に調整されるようになっています。しかし、インスリンがうまく働かなくな
ると血液中のブドウ糖が多い状態のままになってしまいます。

加齢とともに、インスリンの効果が低下することもありますが、内臓脂肪がこ
のインスリンの効果を低下させてしまうことにもなります。これを「インスリ
ン抵抗性」と言います。

脂質異常とは、血液中に含まれるいろいろな成分が一定の基準より多くなる状
態です。その中でも特にコレステロールや中性脂肪が多くなることを意味して
います。

高血圧とは、一時的に血圧が高くなることではなく、高い状態が慢性的に続く
ことをいいます。その原因のほとんどはまだ解明されていませんが、他の生活
習慣病である糖尿病による血液中のブドウ糖の量や脂質異常によるコレステロ
ールの量などが原因になっていることは十分考えられます。

このように、生活習慣病はそれぞれに内容に違いはありますが、その主原因は
食べ過ぎと運動不足にあると言えます。

とりわけ日本人の主食であり、三大栄養素の1つでもある糖質は、摂取しやす
く、内臓脂肪を溜める最も大きな要因でもあるので、まずは食後の血糖値を上
げないようにして内臓脂肪を増やさない努力をすることが、生活習慣病対策の
キモということになります。

          

生まれたときから食べ続けているものを減らすのは辛いですが、最近は血糖値
対策の良いサプリメントもありますので、そのようなところから始めてみるの
が意外に苦痛が少なく効果の上がる方法かも知れません。

   イヌリンとHMB

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