スマホによる首の異常(ストレートネック)の症状と改善法

スマホによる首の異常(ストレートネック)の症状と改善法

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1.ストレートネックとは

スマートフォンが普及するにつれて、ストレートネックという言葉をよく聞くようになり
ました。その名の通り、首の骨がまっすぐになるような状態のことを言いますが、本来、
私たちの首の骨は、前弯角度30~40度に曲がっているのが正常で、その湾曲が無くな
っている状態をストレートネックと言います。

ストレートネックはスマホ首とも言われるように、近年、ストレートネックが増えた要因
はスマホが普及したことに関係していますが、ストレートネックそのものは昔からありま
した。デスクワークやうつむき姿勢、猫背など、姿勢の悪さが慢性的になっている人、交
通事故や転倒、ボクシング、柔道などによる首や頭部への衝撃、頚椎の椎間板が変性して
しまうことなどが原因で頚椎の湾曲がなくなってしまったようなときにストレートネック
になることがあります。

ストレートネックの症状としては、ほとんど気にならない程度のものから、頭痛・肩こり
・首の痛みやコリ・めまい・手のしびれ・吐き気・自律神経失調症などが多く見られます。
これらは、首の湾曲がなくなることで、首の筋肉の緊張や首の神経の圧迫により起こりや
すくなる症状のためです。

病院へ行くなら整形外科になりますが、そこではレントゲンやМRIなどで首の状態を把
握して、頭痛や手のしびれなどの表面化している症状を治療することになります。ストレ
ートネックそのものは病気ではありませんので、ストレートネックを完治させるというこ
とではなく、症状を緩和させるという方法になるのです。

ただ、ストレートネックの症状が悪化すると、椎間板ヘルニアや神経根症などの疾患につ
ながるケースもありますので、ストレートネックの疑いがあるという場合は、早めに対処
するに越したことはありません。

2.首の異常に気付いたら

ストレートネックかも知れないと思ったら、まずはその原因を日常生活の中に見つけ出す
ことから始めます。ストレートネックになりやすい要因としては「スマホやパソコンの過
度な使用」「枕や寝具の不具合」「長時間のデスクワークや運転」といったことが多いよ
うです。仕事がデスクワークや運転関係という場合は、少し難しいかも知れませんが、す
ぐにできる対策としては、寝姿が良くないようなら「枕」を変えてみる、意識してパソコ
ンやスマホの使用を控えるようにしてみましょう。

仕事がパソコン作業や運転の場合は、こまめに休憩をとってストレッチや体操をすること
がおすすめです。また、パソコン画面を見るときは、足の裏がしっかりと床につくように
椅子を調整し、背筋を伸ばし、肘関節が90度以上でモニタ-が正面にくるようにするこ
とが基本です。スマホを使うときは、のぞき込むように下を向く姿勢がストレートネック
の発症リスクが高いと言われていますので、なるべく腕を上げ、目の前にスマホがくるよ
うに意識してみましょう。

寝姿は自分で見えるものでもありませんし、寝る前の姿勢もそれほど問題になりません。
ただ、人は一晩に20回程度は寝返りを打つとされていて、その寝返りを妨げないような
枕を中心に寝具を選ぶことが大切になります。

これらがストレートネックになりやすい状況における対処法ですが、他にも、日常生活で
猫背などが指摘されている人は、出来る限り姿勢を正すようにすることです。

私はデスクワーク中心で、知らず知らず数時間連続でパソコンに向かっていることが多く、
いつのまにか姿勢も悪くなってしまっていたので、最近ネックストレッチャーという器具
を使っています。これは、個人的にはかなり良い効果を実感していますのでおすすめです。




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