ふわふわする浮動性めまいは首のこりからほぐしてみる

ふわふわする浮動性めまいは首のこりからほぐしてみる

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   浮動性めまいは首の根元が原因?   

あまり良く知られていませんが「頚性めまい」という頚部に問題があって起こるめまい
あります。頚部を回したり、伸ばしたりしたときにめまいが生じることを言います。

頚部の骨や筋、靭帯が異常であったり、椎骨動脈やその周辺の交感神経線維の異常が原因
で、めまいが引き起こされるというものです。そして、そのめまいの約85%が「浮動性
めまい
」と言われています。

             

頚性めまいは、それほど新しいものではありませんが、神経学的に説明できないという意
見もあり、賛否両論があって、積極的に取り上げられることもない関係で一般的にはあま
り知られていないのです。

しかし、めまいを訴える人の約90%の人は「首のこり」も訴えているという現実があり
ます。そしてその割合は、めまいと言えば「耳鳴り」というほど有名な耳鳴りや難聴の約
40%をはるかに凌ぐほど多いのです。

めまいのきっかけは、首を上や下に動かしたり、うしろを振り返ったりしたときの動作に
よって起こる場合がとても多いのですが、このめまいと非常によく似ているのが、近年メ
ニエール病に代わって知名度が上がってきている「良性発作性頭位性めまい」です。

これは、一定の方向に頭や体をの位置を変えることで「回転性めまい」が生じるとされて
いて、その原因は内耳の耳石が三半規管に流れ込むことによると考えられています。

しかし、良性発作性頭位性めまいと頚性めまいをハッキリ区別するものはありません。

なので、めまいがいつまでも解消されない場合は、首のこりをを疑ってみることで、意外
に納得のできる結果に出会えることがあります。

   頚せいめまいの原因と改善方法   

頚部がこる原因になるのが、むち打ち損傷(外傷性頚部症候群)、激しいスポーツをはじ
め、長時間のパソコン作業、介護職など首への負担がかかる仕事に従事している人に多い
と言われています。

しかし、現実には「肩こり」という言葉はよく聞きますが、「首こり」はあまり聞きませ
ん。それは。首のこりも肩こりの一部と思われているところに理由があるようです。

どちらも疲労物質が蓄積する原因が「姿勢の悪さ」や「デスクワークによる血行不良」な
どよく似ていますし、場所的にも近いためだろうと思われますが、肩こりは、鎖骨や肩甲
骨を動かす働きをする大きな筋肉(僧帽筋)がこり固まることで、肩・首・背中にこり症
状が現れることを言います。

             

一方で、後頭部と背骨をつなぐ「後頭下筋群」という小さな筋肉の集まりがあって、首の
奥に位置するインナーマッスルですが、頭の姿勢を保つ働きをしています。

この後頭下筋群がこり固まると「首こり」ということになりますが、首の奥深くにあるた
め、マッサージなどで簡単にほぐれるものでもありません。

ところが現代は、ネックストレッチャーという、1日たった15分間寝転がるだけという
有難いグッズが販売されています。正直これは「めまい」と関係なく1台有ってもいいと
思えるものですので、首の疲れによる「めまい」「眼精疲労」「頭痛」などを自覚してい
る人はぜひ使ってみて下さい。

もちろん、日頃から姿勢を良くする、スマホに熱中し過ぎない、デスクワークの合間には
首の運動やストレッチなどをして血流を改善するなども大切です。

そして、高齢になると、特にスマホやパソコンを多用している訳でなくても、ふわふわす
るめまいが起こりやすくなります。それは加齢により背中や首の骨にも何らかの変化が生
じることで頚部の動きにも関係してくることが考えられます。このような場合でも、ゆる
やかな首の体操などを続けることで、多少は改善されることも期待できますので、まずは
やってみることです。


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