自律神経失調症は首から治す?試したい首の疲労回復法

自律神経失調症は首から治す?試したい首の疲労回復法

《本ページはプロモーションが含まれています》

   自律神経と首こりの関係   

自律神経失調症と診断された経験はあるでしょうか?この病気は「原因不明で体調不良」
のようなときに病院へ行くと出される診断結果です。具体的には、全身倦怠感や動悸、頭
痛、ほてり、ふらつきなどで、自覚症状はあるものの客観的な所見が乏しく原因がわから
ない不定愁訴と呼ばれる状態のことを言います。

             

原因がわからない訳ですから、自律神経失調症と首のこりがどのように関係しているのか
も解明されてはいないのですが、首の筋肉のこりを解消することで、半分以上の人が自律
神経失調症の症状が治るという現実的な回復率を示すデータがあるのです。

西洋医学では「原因や症状発症メカニズムに基づいて治療法が発見される」ことが多いの
ですが、ときどき「治療法が先に見つかったことで、原因や症状の発症メカニズムも解明
される」ことがあります。

つまり、自律神経失調症は後者のようなケースで、原因はまだ解明されていないものの治
療法は「首のこりを解消する」ということで、かなりの回復が期待できるということです。

現時点では原因が解明されていないので断定はできませんが、自律神経失調症のメカニズ
ムとして考えられるのは、首(頚椎)の中央には「脊髄」が通っていて脳と直結していま
す。そして、自律神経(交感神経・副交感神経)は脊髄と接続していて、すべての内臓や
血管、分泌腺をコントロールしています。

また、頭は頚椎によって支えられ、その周りに存在するさまざまな筋肉の働きで、頭を動
かしたり、首を回したり、曲げたりすることができるようになっています。

すると、なんとなく首の筋肉がこる(首がこる)と自律神経に影響することが理解できる
と思いますが、首のこりがひどくなるにつれ自律神経の働きが低下していきます。

これが「原因不明の不調(不定愁訴)」と言われる諸症状、頭痛、全身倦怠感、めまい、
不眠、イライラ、動悸、血圧不安定、発汗などを引き起こすと考えられているのです。

   首の筋肉の疲労の回復法   

首のこりと肩のこりは同じと考えている人も多いかも知れません。確かに肩のこりを引き
起こす僧帽筋は肩甲骨から肩・首までをカバーする広範囲の筋肉ですが、いわゆる頭痛な
ど不快な症状と結びつくのは、そのもっと奥の後頭下筋群で、パソコン・スマホ、姿勢の
悪さなどにより凝り固まり、首の後ろが張ったり、首の回転や動きが悪くなるのです。

             

現在の首の状態を知る方法としては、壁に背中をつけて肩が動かないように立ち、正面が
時計の12時の位置とした場合、左が10時の位置、右が2時の位置に鼻の先が向くかど
うかで確認できます。首のこりを感じているような場合は、無理をせずゆっくり回すよう
にしましょう。

首のこりが認められる場合は、首の体操などでほぐすことができる場合がありますので、
まずは試してみましょう。仰向けに寝て、目をつむり、リラックスした状態で、首を左右
に45度を超えない範囲でゆっくり動かします。

次に、枕などを使って仰向けに寝て、あごを上げたり、うなずく動作で筋肉を伸縮させる
運動をゆっくり行います。

いずれも1回につき20往復ぐらいで、1日に3回程度行いますが、ポイントは無理をし
ないことと、やり過ぎないことです。

また、多少の出費はかまわないという人には、首こりの根本的な対策用のストレッチャー
という器具もありますので、首にこりを感じている人はもちろん、首こり予防としてもお
すすめします。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク