１．血行不良による症状
肩こり・腰痛・筋肉疲労などの不調の原因は、つまるところ血行不良であることが多いよ
うです。血行不良になる要因はさまざまですが、近年多いのがデスクワークでのパソコン
作業や仕事を離れてのスマホ操作など、長時間にわたり同じ姿勢をとっていることとも言
われています。
本来は、柔軟な筋肉による伸縮運動が血液をスムーズに循環させる働きをしていますが、
長時間にわたり同じ姿勢を続けることで筋肉は緊張して柔軟性をなくしてしまいます。つ
まり血行が悪くなるのです。
さらに、運動する機会も減っている（ほとんどしていない）人が多く、血行不良が慢性化
しているようなところがあります。すると筋肉も慢性的に硬直した状態が続くことで、肩
こりや腰痛などの筋肉疲労の症状が現れることになるのです。
もちろん、他の原因で腰痛などの症状が現れることもありますが、慢性的に同じような症
状で悩んでいる人は、まずは血流を良くしてみるというのが王道と言われています。
また、血行不良は肩や腰だけではなく、下半身の冷え、手足のしびれ、顔色が悪い、吹き
出物が出やすい、耳鳴りが起きやすい、視界がかすむなどの症状も血行不良により現れる
症状ですので、肩こりや腰痛などと一緒に血行不良のサインとして覚えておくと、早めの
対策で症状が慢性化するのを防ぐことが可能になります。
２．血行不良の改善方法
血行を促進する方法はいろいろありますが、代表的な方法は「運動」「入浴」「睡眠」と
言われています。運動と入浴は特に説明の必要はないと思いますが、要はそれができてい
ない人が多いのです。その原因が、皮肉なことに、まじめにやろうとする気持ちが強すぎ
ることにあるとも言われていて、とかく多くの情報を収集しすぎて、何もできていないと
いうことなんですね。
なので、まずはウォーキングやラジオ体操など、誰でもすぐに始められて、特別な準備も
必要ないものを中心にとりあえずは始めてみることです。簡単にできますが、どちらも全
身運動で体への負担も少なく、血流を改善するためには非常に優れた運動です。
入浴は、体を温め血流を良くすることはもちろんですが、浮力効果もあり、日常的に重力
を受けている筋肉を休める効果もあるのです。ここでもまじめな人は、何度の温度のお湯
に何分間浸かるといったことにこだわりますが、それよりも自分が心地よく感じることに
基準を置くことです。
そして、血行促進と睡眠がどんな関係にあるのか分からないという人も少なくないかも知
れませんが、しっかりした睡眠をとることで、ストレスが解消されたり、自律神経のバラ
ンスが整ったりすることで血流が良くなることが期待できます。血管や血流をコントロー
ルしているのが自律神経であることを思い出していただければ納得できますね。
これらをまじめに実践していくことで血流もよくなり、さまざまな不快な症状が改善され
ることになる訳ですが、最近見つけた究極の肩こり・腰痛・筋肉疲労など、さまざまな痛
みに対応するアイテムも紹介しておきます。
以前に磁気で肩こりなどを改善するというエレキバンとかいうのがあり、私も使っていま
したが確かによく効きました。ある意味、その延長線上にあるような感じですが、痛いと
ころに貼るマイナスイオンというのがそれです。正直これは凄いです。少し高価な気もし
ますが、バックシート（１００円均一で買えます）を変えるだけで繰り返し使えるので、
あちこち貼りまくっている私には非常に安い買い物だったと思います。興味があればぜひ
試してみて下さい。
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