高齢者のシミ(老人性色素班)は消すより増やさないが基本

高齢者のシミ(老人性色素班)は消すより増やさないが基本

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1.老人性色素班の原因

一般的に、加齢によるシミと言われるのは老人性色素班のことで、加齢現象とも言うべく
多くの人に見られる茶色のシミです。主な原因は、紫外線を浴びることによるダメージか
ら身を守るために作られるメラニンが、肌のターンオーバーで排出仕切れなくなって皮膚
の内部に溜まった状態です。

なぜそうなるかと言えば、紫外線を浴びすぎることによるメラニンの作りすぎや加齢によ
るターンオーバーの遅れなど、老化現象的なところが多いのが老人性色素班です。

             

美容クリニックなどでは、メラニンの生成を抑えたり、メラニンの排出を促す方法がある
ようですが、最近はシミを隠すファンデーションなども良くできていますので、無理にレ
ーザー治療などで細胞を排除するといったところまでやる必要があるかどうかは本人の気
持ちの問題になります。

個人的には、ある程度の高齢になってシミができたら、無理に消そうと思わないで、それ
以上増やさないように努力することで良いのかなと思います。高齢とは何歳ぐらいを言う
のかというと、シミ(老人性色素班)が現れるのが40代以降が多く、50代以降では8
割ほどの人に現れるとされています。なかには20代でも生じることがあるようですが、
その場合は自然に解消しないようであれば、クリニックなどで相談してみるのも良いかも
知れません。

2.高齢者のシミの対処

すぐれた化粧品もあるので、ある程度のシミは許容できるという人には、シミ対策の基本
的な考え方が役に立ちます。まずは「紫外線を浴びない」ように、日焼け止め、帽子、日
傘などでしっかりガードしましょう。

           

次に、抗酸化作用でよく知られているビタミンCです。ただビタミンCは水に溶けて排出
されてしまうことが多いので、多少の出費はOKという人にはピュアビタミンC美容液を
おすすめしたいと思います。

また、トラネキサム酸という美容クリニックなどで使われている医薬品も有効で、多少含
有量が少なくなりますが、OTC医薬品(市販薬)でも入手できますので、用法・容量を
守って正しく使用しましょう。

そして、こちらも美容クリニックではよく処方されているハイドロキノンというメラニン
の増加を抑える成分ですが、市販でも買えますが、日本ではまだ配合濃度の規制がされて
いないようなところもあり、高濃度のものを使用すると炎症や白斑ができる副作用リスク
もありますので、評判に惹かれて使ってみたいという場合は、医療機関で説明を受けて処
方してもらうか、低濃度(2%未満)のものを使用するようにしましょう。漂白効果が高
いほど肌への刺激が強くなるということです。

高齢者の老人性色素班は、ある意味、老化現象の1つですので、無理やり白くなりたいと
考えるより、現状より増やさないというスタンスで、しっかり紫外線対策、ビタミンC
補給といったところがもっとも安全で効果的な対策ではないのかなと思います。外出時に
シミが気になるなるなら、コンシーラーなどを上手に活用すれば特に問題もないような気
がします。

加齢により再生能力の低下した肌のケアには、強引な矯正より自然の回復を基本に無理の
ない方法を選ぶのが賢い選択です。



 

 

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