歩くとふらつくめまいの原因に首こりも加えよう

歩くとふらつくめまいの原因に首こりも加えよう

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1.めまいと首こりの関係

めまいと言えば、その原因は、耳・目・脳にあるというのが一般的な考え方で、実際その
方面で治療を受けている人も多いかも知れません。

私たちの平衡感覚は、目や耳、手足から収集された情報が、脳の中枢神経で統合されるこ
とで成り立っていて、そのいずれかの器官に異常があると、平衡感覚が崩れ、めまいが生
じると考えられているのです。

その代表は、内耳の異常によるメニエール病、脳梗塞などによる脳の中枢神経の異常が原
因のめまいなどで、どちらもよく知られているめまいの原因ですが、現実の問題としては、
めまい患者全体から見ると、このようなケースは非常に少ないと言われています。

では、それ以外の原因とは何かというと、実は「首のこり」である場合が多いのです。し
かし、めまいと言えば、耳鼻科・脳神経内科の領域という考えが常識化しているため、見
落とされていることが多いのです。

首の異常でよく知られているのが、追突事故などで起こる頚椎椎間板ヘルニア(むちうち
症)がありますが、これとよく似た症状が、特に交通事故に遭わなくても起こります。

単純に、まくらが原因であったり、首をグルグル回す癖であったり、長年の肩こりや首の
こりが蓄積して肩や首の筋肉が固まってしまったり、最近ではパソコンやスマホなどの使
い過ぎによるストレートネックなども、首こりを引き起こしていると言われています。

             

首がこると、頚椎を通る椎骨動脈が圧迫されて、脳への血流が低下することでめまいが生
じることになりますが、この症状は単純に加齢による骨棘の出現によっても生じます。ま
た、首は脳と身体の動きをつなぐ神経の通り道でもあり、ここがこることで自律神経のバ
ランスが乱れることもよくありますが、これもめまいの原因になります。

他にもいろいろ首のこりが原因と思われるめまいの症状はありますが、長期間にわたって
耳鼻科の治療受けていても、めまいが改善されない場合は、首のこりを疑ってみる価値が
十分にあることをご理解いただけるのではないかと思いますし、実際、首のこりを解消し
たことで、めまいが改善されたという人も少なくないのです。

2.首こりを解消するには

パソコンやスマホなど、首こりの原因を自覚できるようなときは、まずはストレッチなど
で、定期的に筋肉の緊張をほぐすことです。座ったままでも簡単にできる方法は、首をゆ
っくり横に倒し、そのまま斜め後ろに倒して行きます。左右とも同じように行ないます。
次は、右目で左わきを見るように首をゆっくりねじります。同様に左目で右わきをみるよ
うにゆっくりねじります。特に何回というものでもありませんが、疲れたと思ったときに
数回繰り返すことができれば十分です。ただし、決して無理をせず、首に違和感を感じた
ようなときは、すぐに中止して下さい。

首がこったと強く感じるときは、硬くなっている筋肉の部分をやさしくマッサージするの
も有効な解消法ですが、マッサージ経験のない人は、やさしくなでるといった感じでも、
力を入れすぎるよりは良いかも知れません。

また、時間があれば、軽い運動をおすすめします。首に限らず全身の血流がよくなります。
そして、入浴も血行促進と筋緊張の緩和に役立ちますので、シャワーだけではなく、リラ
ックスして湯船にしっかり浸かるようにしましょう。

             

しかし、もっとも大切なことは、首がこらないような姿勢を意識することです。特に猫背
の人やパソコン・スマホ画面を見るときには十分意識してみて下さい。

もちろん、首まわりを冷やさないことも基本中の基本ですので、エアコンの風が直接当た
っているような場合は、何らかの対策が必要です。

多少の出費が可能なら、寝る前に首こりを解消するアイテムとしてネックストレッチャー
もおすすめです。寝る前に限ったことではありませんが、私の場合は、寝る前に首を伸ば
すと、そのまま熟睡してしまうほど、全身の疲れが抜けていくようで、とても気に入って
います。


 

 

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