朝起きたら首が痛くて回らない、寝違えの原因と予防方法

朝起きたら首が痛くて回らない、寝違えの原因と予防方法

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1.寝違えが起きる原因

朝、目が覚めたら首や肩の周辺に痛みを感じて首を動かせないといった経験をした人は多
いと思いますが、このような症状を「寝違え」と呼んでいます。正式には「急性疼痛性頸
部拘縮」という病名になりますが、簡単に言うと軽度の肉離れです。

             

寝違えの原因は、睡眠中の不自然な姿勢や自分に合わない寝具などによる首や肩の筋肉の
圧迫による血流の悪化により炎症が起きるためと言われています。睡眠中の姿勢などわか
らないと思った人もいるかも知れませんが、同じ姿勢で寝ていても、日常生活で姿勢の悪
い人は、少しの時間、寝相が悪いだけでも寝違えてしまうことが多いと言われていますの
で、寝ている姿勢の前に、日常生活において姿勢を正して、首や肩の筋肉に疲労を溜めな
いようにすることが基本かも知れません。

また、睡眠姿勢は内臓の疲れとも関係していて、食生活の乱れや飲酒、ストレスなどで弱
った内臓を無意識のうちに守ろうとして筋肉が姿勢を歪ませていたりすることもあると言
われています。

このように考えてみると、寝具の選び方を間違えなければ、寝違えの原因の多くは日常の
生活習慣と大きく関係しているということになります。特に、近年はデスクワークでのパ
ソコン作業やスマホの普及による日常的なスマホ操作などによる姿勢の乱れや首の疲労が
大きな原因の1つになっていると言われています。

寝違えの特徴は、特定の方向を向くと痛みが生じることです。痛みで首そのものが回せな
いという人や首の痛みだけではなく腕も痺れるという人もいますが、それらもひっくるめ
て寝違えと判断しても良いと思いますが、それ以外の痛みや症状が見られる場合は、他の
病気の疑いもありますので、念のため病院へ行きましょう。

2.日常生活と予防方法

寝違えの原因の多くは日常生活にあるということがわかると、その予防対策も日常生活上
でできることになります。まずは「姿勢を正す」ことを考えましょう。特にパソコンやス
マホを日常的に使用している人は、ほぼ姿勢が良いとは言えません。作業中は仕方ないに
しても、ネックストレッチャーバックストレッチャーといった器具もありますので、何
らかの方法で、体の柔軟性を保つようにすることが大切です。柔軟体操でも可能ですが、
ストレッチは寝違え対策の基本ですので、首や背中をしっかり伸ばすようにしましょう。

             

次に、筋肉の圧迫があるにしても無いにしても、血行不良が寝違えの大きな原因ですので
日常的に血流を良くすることです。対策としては「冷え予防」です。特にエアコンを入れ
て寝る習慣のある人は注意が必要です。室内温度を高めに設定するとか首回りを冷やさな
いようにするとかの対策が必要です。

寝具選びの1番のポイントは枕です。首のカーブに沿って頭をしっかり支えてくれ、高さ
や硬さも自分の身体に合っているものを選ぶようにしましょう。

寝違えてしまったときは、できるだけ安静を保つようにして、腫れていたり熱を持ってい
たりする場合は冷やし(冷湿布)ましょう。

一見、正しいようでよくある間違った行為は、痛みがあるのに首を温める、自己流で揉み
解す、ストレッチや運動をするといった血流を促す効果のあることをすることです。寝違
えの症状があるときは、筋肉に起きている炎症を悪化させるため、首や肩の周辺の血流を
良くしたり、負担をかける行為は慎む方が早期の回復につながるのです。


 

 

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