口内炎の原因とセルフケア&病院へ行く必要のある症状

口内炎の原因とセルフケア&病院へ行く必要のある症状

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1.口内炎の原因と症状

口内炎とは、口の中や周辺の粘膜に起こる炎症のことですが、実はその原因はまだよくわ
かっていません。ただ、疲労や栄養不足、ストレスなどで免疫が低下したときに現れやす
いとされていて、その代表が「アフタ性口内炎」です。

アフタ性口内炎は、5ミリ前後の白い潰瘍が唇の内側や歯茎などに発生します。たまに小
さなものが数個発生することもありますが、普通は2週間程度できれいに治ります。しか
しその原因はまだハッキリわかっていません。

             

よく似た症状が現れるものにウイルス性口内炎があり、こちらは単純ヘルペスウイルスや
カンジダ菌(真菌)などが、免疫の低下によって増殖し、口の粘膜に多くの小水疱が形成
されて破れたりする症状で、発熱をともなうこともあります。この種の口内炎には、梅毒
や淋病・クラミジアなど性感染症により発症することもあります。

他には、入れ歯や歯科矯正器具などの接触による物理的刺激が原因の「カタル性口内炎」
や特定の食品・薬物などのアレルギー反応による「アレルギー性口内炎」などがあり、こ
れらを含めた口周辺の粘膜に起きる炎症の総称が口内炎ということです。

ただ、口内炎のできる場所によって、歯肉炎(歯茎にできたもの)、舌炎(舌にできたも
の)、口唇炎(唇の裏などにできたもの)、口角炎(口角にできたもの)と呼ばれます。

粘膜を正常に保つビタミン類の不足や疲労・ストレス・ウイルス感染などによるタンパク
質分解酵素プラスミンの発生により、ヒスタミン(炎症の原因)やプロスタグランジン・
ブラジキニン(痛みの原因)物質が出て炎症・痛みが起こることになり、口内炎ができる
というプロセスです。

2.口内炎の予防と注意

口内炎にもいろいろな種類がありますが、その症状が広範囲(口の中全体や口周辺に広が
っている)にわたる場合は、他の病気である可能性が高いので医療機関を受診して下さい。

また、患部が潰瘍状態になっていたり、症状が2週間以上続くような場合も、一応病院で
の受診を検討されることをおすすめします。

普通に口内炎と判断できるようなら、2週間もすれば解消に向かいますが、実際の問題と
して痛みに耐えながら過ごすのは大変ですよね。そのようなときは市販薬で上手に対処し
てみましょう。まずはビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCを積極的に摂るようにし
ます。といっても食事では時間がかかりますので、ビタミン製剤を使用しましょう。抗炎
症成分の含まれた口内炎用の薬もありますので、上手に利用してみましょう。

           

また、再発の予防には、ビタミンBやビタミンCを多く含む緑黄色野菜を意識して増やし
たり、免疫を下げないための努力(ストレスの解消や十分な睡眠など規則正しい生活)を
するようにしましょう。

あと、意外かも知れませんが、口臭のある人も口内炎ができやすいと言われています。原
因は口内に細菌が増殖して起きる口臭と共通点があるからですが、どちらも無い方が良い
に決まってますので、口の中を清潔に保つことで口臭も口内炎も予防しましょう。

原因が入れ歯や歯科矯正器具などの物理的な場合は、当然のことながら、歯科医で相談し
て原因を取り除くようにして下さい。


 

 

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