口臭対策はまず口の中のケアをしてから考えるのが効果的

口臭対策はまず口の中のケアをしてから考えるのが効果的

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1.口臭の原因は大きく分ければ2つ

口臭の原因の90%は口の中にあると言われていますので、その対策も当然口の中から始
めるのが効果的ということになります。もちろん、虫歯や歯周病など、自覚しているニオ
イの原因があれば、そちらの治療を優先する必要があります。

口臭の原因は口の中にあると言っても、歯周病など、他の病気がない場合のほとんどは、
口の中が乾燥している状態になったときです。つまり、重要会議などで緊張したり、忙し
くて昼食を抜いたり、1人で一心不乱に仕事に打ち込んでいたりすると、口の中が感想し
てしまいます。口臭が発生するのはそんな時なのです。そのもっとも分かりやすい例が、
朝起きたときの口の中のニオイで、寝ている間の口の乾燥によるもので、このような口臭
は生理的口臭と呼ばれています。

             

そのときの口の中の状態(食べカスが多く存在するなど)によって、その程度に差はあり
ますが、口の中の乾燥した状態が続くことで、だれにでも口臭は発生しています。

それは、ニオイの原因菌は口内の乾燥によって活性化され増殖するからです。言いかえれ
ば、唾液は口の中の病原菌(外界から入ってくる菌にも)の増殖を抑制する防御機能の役
割をしているのです。

ときどき唾液が臭うという話も聞きますが、分泌された唾液そのものは無臭です。ところ
が、私たちの口のなかには、どんなに清潔を保っているつもりでも、常に2000億個と
もいわれる細菌が生息していて、ニオイの原因となるガスを発生させています。そのガス
が唾液の中に溶け込むことで、唾液も臭うことになるのです。

2.口臭対策としての口内ケアの仕方

口臭を防ぐには、口臭を作り出す細菌の増殖を防ぐことです。つまり、いかにして唾液の
量を増やすか(口内が乾燥しないようにするか)ということです。

1人で仕事をしているときや、昼食を抜いたときなど、ガムを噛んでみるというのも1つ
の方法です。ただ、ガムは味がなくなってからも噛み続けることです。次から次へと新し
いものに取り替えると、ガムに含まれる糖類でよけいに口臭を増やす原因になります。

唾液の99%は水分でできていますので、こまめに水分を補給することも有効な方法です。
ただし、利尿作用のあるアルコールやカフェインを摂り過ぎると、体内の水分が不足して
しまいますので要注意です。唾液を作る水分も体内の水分が原料なのです。

また、唾液腺を制御しているのは自律神経で、緊張などのストレス状態が続くと、唾液の
分泌量が減ることになります。ここは、自分でストレスの解消法を身につける必要があり
ますが、誰にでもすぐできるもっとも簡単な方法は深呼吸です。

             

だいたいこのような対策を真面目に実行してみても、改善されないと感じる場合は、他に
口臭の原因になる病気(病的口臭)がないか、病院でしっかり検査してもらいましょう。

まとめてみますと、日々の歯磨きを怠らないようにして、口の中をできるだけ清潔に保つ
ことと、唾液の状態を改善する努力をすることです。それでも改善されなければ、歯科医、
耳鼻科、内科など、気になるところがある順番に診察を受けましょう。

たまに、特に口臭が強い訳でもないのに、口臭で悩んでいる人がいます。自臭症(口臭恐
怖症)と言われるタイプの人ですが、この場合は、口臭ケアというより、心理的なケアを
優先して行なう必要があります。口臭が気になったらいつでも測定できる口臭チェッカー
という便利なアイテムもありますので、活用して自信につなげてみましょう。


 

 

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