口の中に突然血豆ができる原因と対処・予防方法

口の中に突然血豆ができる原因と対処・予防方法

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1.口の中に血豆ができる原因

血豆(血腫)とは、血液が一カ所にたまって赤黒いできもの状になったものを言います。
血腫は、口の中の粘膜質ならどこにでも出来る可能性がありますが、舌や頬の粘膜などに
できやすい傾向があります。それは、間違えて噛んでしまうという単純なものですが、普
通は10日もすれば自然に無くなって行きます。ただ、同じところを何度も噛まないよう
に注意する必要があります。

頬の裏側にできる場合の多くは、固いものなどを噛んだときに粘膜を傷つけてしまうこと
が原因と言われていますが、何度も繰り返す場合は、歯の噛み合わせなどに問題があるか
も知れません。

ときどき、上あごに血豆ができることもあります。上あごの口腔粘膜は噛むところではあ
りませんが、熱いものを食べたときのヤケドや固いものを食べたときの刺激によって傷つ
くことが原因と言われています。揚げたてのトンカツや海老フライ、固焼きせんべいなど
を食べた後にできた経験がある人も多いのではないでしょうか。この場合も、自然治癒し
ますが、それまではできるだけ血豆を刺激しない柔らかい食べ物を選ぶようにしましょう。

ただ、たまに日数が経過しても血豆の症状が改善されなかったり、特に思い当たる原因ら
しいものがないのに血豆ができるような場合は、血液疾患など、他に原因があることも考
えられますので、そのような場合は歯科・口腔外科を受診することも検討しましょう。

2.口の中にできた血豆の対処

血豆ができる主な原因は、頬を噛んだり、睡眠中の歯ぎしり、歯磨き中の歯ブラシによる
傷などによる傷であることが多いですが、熱いものや固いものなどを食べた場合はともか
く、頬を噛んだり、歯ぎしりの場合は、他の原因も考えてみる必要があります。

ストレスや疲労などが蓄積すると、睡眠中に無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりをす
るようになります。それらによりストレスの発散をしているとも言われていますが、朝起
きたときに血豆ができているようなら、まずはストレスや疲労回復の方法を考えてみるこ
とかも知れません。

また、同じ場所に繰り返し血豆ができる場合は、歯の詰め物やかぶせ物、虫歯、噛み合わ
せなどが関係していることが多いので、歯科医に相談してみると良いかも知れません。

血豆は普通は1週間程度で自然に無くなりますので、特別なことをする必要はありません
が、多くの場合、それまで(数日間)に食べ物が当たったり、歯磨きのブラシが当たった
りして壊れてしまうことが多いようです。その場合は、傷口から細菌が感染しないように
口内を清潔に保つようにする必要があります。ただ、少しの刺激で血豆が破れてしまうケ
―スでは、もう血豆の中には新しい組織が出来つつあるときですので、それほど深刻なこ
とにはならないと思いますが、まだ出来たばかりの血豆をつぶす(痛みを感じるようなと
き)ことはおすすめしません。

ときどき、薬についての質問もありますが、血豆に関しては「口内を清潔に保ち、自然治
癒を待つ」ということで良いと思いますが、むしろ肉体疲労や粘膜の修復に役立つという
視点からビタミンB2などを摂るのが賢明かも知れません。

血豆ができて10日ほど経過しても治らなかったり、悪化しているようなら放置せずに歯
科医を受診して下さい。まれに、血豆が潰れて出血が止まらないようなとき(普通はガー
ゼなどで抑えていれば5分程度で止まります)も歯科医を受診して下さい。





 

 

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