「心の健康管理」一覧

ウイルスの感染経路は、空気中のウイルスを吸い込む空気感染の他に、自分の手などについたウイルスを取り込む接触感染、咳やくしゃみによって飛び散ったウイルスを吸い込んでしまう飛沫感染があります。感染して粘膜で増殖・炎症が始まると発熱症状が出ます。

免疫機能が、加齢や生活習慣の乱れなどで低下すると病気にかかりやすくなります。外からの細菌やウイルス、内部のガン細胞などにも反応して、それを排除しようとする働きが低下するからです。免疫とは細菌やウイルスから体を守る自然の防御壁なのです。

スパイクタンパク質で気になるのは、呼気や汗などを通して自分の体内に入ってくる影響だと思いますが、インフルエンザなどの感染病と同じく、間違いなく影響があります。スパイクタンパク質が気になる環境での生活者は、体内に蓄積させない対策が必要です。

心の健康を保てなくなる原因は、主に悩みや心配などのストレスです。ストレスが大きくなると、自律神経に影響します。ストレスを楽観的にとらえる人は免疫細胞も活発に働きますが、悲観的に考える人はその活動性も低下して感染症などにもかかりやすくなります。

対人関係において、ストレスを溜めやすい人は、一方的に自分の考え方を主張したり、逆に、相手に振り回されて、不快な気持ちで終わるタイプの人です。まずは相手の話をよく聞き、相手の気持ちを尊重した上で、自分の気持ちも素直に表現することです。

ストレスとは、人間関係や仕事、経済的状況、天候などのさまざまな原因で、心や体にゆがみが生じ、正常に機能しなくなっている状態のことを言います。うまく解消できずストレス過多の状態になると、不眠や動悸、めまいなどの体調不良として症状が現れます。

自律神経失調症で不調とは、交感神経が過剰に緊張状態になっている症状が多く、交感神経とは、主に外での活動に参加する神経で、外敵から逃げる、敵と闘うといった、筋肉の活動や心臓の鼓動、呼吸を高めるときに活躍する神経のことです。

何となく体調が悪く、めまいや吐き気、不安を感じて病院で診察を受けると、自律神経失調症と診断され、自律神経失調症とは何かと聞くと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることという説明を受け、その原因はストレスや生活習慣の乱れ、ホルモン分泌の乱れと言われます。

自律神経とは交感神経と副交感神経のバランスにより、生命維持にかかわる重要なところの機能の調整・制御をしているので、当たり前と思っているところに異常を感じて大きな不安になります。また神経性胃炎やメニエール病、過敏性腸症候群等の疾患にも進行します。

誰でも一度は「焦り」を経験したことがあると思いますが、その原因や感じ方はさまざまです。共通しているのが「時間と心にゆとりがない」ということで、対処法もそこがポイントです。焦るがままに行動するのではなく、一旦、スイッチをＯＦＦにしてみることです。

不安を解消する最短方法は「自信」をもつことです。と言うと、自信がないから不安になるんじゃないかという答えが返ってくるかも知れませんが、その自信とはすべて自分の妄想による独自の判断によるもので、それに気付くことが自信をもつことの第一歩なのです。

ストレスサインとしては、心には「憂うつ感」「イライラ感」「不安感」「無力感」などがあり、体には「食欲不振」「不眠」「発汗」などが見られ、行動面では「飲酒・喫煙が増える」「消極的になり人との交流が減る」といった症状が現れてきます。

人間関係、仕事などで失敗して気分が落ち込んでも、原因が解消されたり、気分転換等で時間が経過すると回復するものですが、原因が解決しても気分が回復しない状態をうつ病と言います。メカニズムはまだ解明されていませんが、脳の働きのトラブルとされています。