自律神経失調症の原因と不安な症状に効果的な対処方法

自律神経失調症の原因と不安な症状に効果的な対処方法

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   自律神経失調症ってどんな症状?   

何となく体調が悪く、めまいや吐き気、不安を感じて病院で診察を受けると、自律神経失
調症と診断されることが少なくありません。そして、自律神経失調症とは何かと聞くと、
活動神経の交感神経とリラックス神経の副交感神経のバランスが崩れることだという説明
を受けます。更に、その原因はストレスや生活習慣の乱れ、ホルモン分泌の乱れというの
ですが、それで納得できるかというと、それほど単純なものでもありませんよね。

確かに、原因が漠然と分かり、自律神経失調症で死ぬことはまずないと知ることで、一応
の安心感は得られるかも知れませんが、それで症状が治まる訳でもありません。

             

そもそも、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると言っても、それが何を意味するの
かも分っていないことが多いのですから、理解できなくて当然というところでしょうか。

そこで、具体的に説明しますと、夜になると副交感神経の働きが活発になり、体をリラッ
クスさせて休ませる態勢に入ります。朝になって目が覚めると、交感神経の働きが活発に
なり、心臓を活発に動かしたり、血圧を上昇させたりして、活動態勢に入る準備をします。

このバランスが乱れると、夜眠れないとか、朝になっても疲れていて体がうまく機能しな
いということになります。自律神経が乱れることによって、このような症状がいろいろな
ところで起こることを自律神経失調症と言うのです。

しかも、自律神経というのは、心臓や呼吸、胃腸の働きなど、自分の意志でコントロール
できないところでの調整を担当しており、本来、意識していない、しかも生命にかかわる
ところのリズムが乱れる訳ですから、当の本人はとても不安になりますが、外から見ると
特別変わったところもない、普通に見えているのが辛いところです。その典型的なのが、
女性ホルモンの減少により生じる更年期症状と言われるもので、まさに自律神経失調症の
解りやすい症例ということになります。

   自律神経失調症の健康状態は正常   

自律神経失調症と言われる症状は、普段あまり経験しないようなところに不調を感じるた
め、本人はかなり不安になりますが、それが原因で死ぬこともありませんし、一生続くこ
ともありません。その根底にあるのは、体は基本的に健康状態であるということです。

つまり、体が健康状態であるため、ストレスや乱れた生活習慣から身を守るため、不快な
症状をもって、強制的に体を休ませようとしてくれるのが自律神経失調症の働きです。

なので、まずは安心して、体の出すサインに応えるようにすることが自律神経失調症を改
善する最短距離ということです。

             

とりあえずは、日頃の生活から抜け出して休息をとりましょう。そして、自律神経を狂わ
せる、カフェインやタバコ(これを機に禁煙も)を極力控えましょう。逆に自律神経を整
える作用があるとされるアロマを体験したり、日光を浴びて散歩をすることなどはおすす
めの方法です。

また、サラリーマンで一番苦しいのが、この不安心理から新幹線や飛行機、高速道路に乗
れなくなることですね。すぐに降りられないというだけで自律神経の乱れが助長されてし
まうのですが、そのようなときには、おまじない的な要素が多分にありますが、何かビタ
ミン剤のようなものを持ち歩き、不安になったら飲むという方法が結構役に立ちます。

実は、私も実際そのような時があり、高速道路の料金ゲートをくぐったらもう冷や汗が出
てきたり、特急電車などしばらく停車しない電車に乗ったとたん動悸が激しくなって、い
つも最後部の車掌さんのすぐ近くに座っていました。

なので、自律神経失調症と言われたら、まず自分は健康体であり、今は体が休息を求めて
いるだけと考えることから自信を取り戻していくようにしましょう。もちろん、アロマや
散歩など、自律神経のバランスを回復させるような行動もしなければいけませんよ。ちな
みに、私は柑橘系のアロマが落ち着きます。

健康体だからこれまで通りの生活で良いという考えでは、いつまでも治らないということ
も付け加えておきます。


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