あがり症とは
ちょっと緊張するような状況になると、途端に体がガチガチになってしまったり、心臓が
ドキドキしたり、手足が震えたり、冷や汗をかいたりしたような経験があると思います。
実は、これらが「あがり症」と言われる典型的な症状です。他にも、恥ずかしい思いをし
たときに顔が熱くなって赤くなったり（赤面恐怖症）、人と話をするとき目のやり場に困
るとか、人の視線が気になる（視線恐怖症）、文字を書くとき、誰かに見られていると緊
張して手が震えてしまう（振戦恐怖症）、他の人がいると食事ができない（会食恐怖症）、
人前に出ると、どもってしまってうまく話せない（吃音症）、人前に出ると顔や脇、手な
どに異常に汗をかく（多汗症）などの症状がよく知られています。
誰でも一度は経験したことがあると思いますが、そのようなときは「性格が内気だから」
とか「場慣れしていないから」とか、なぐさめの言葉で救われるということも少なくあり
ませんね。
しかし、それらの言葉でカバーし切れないような強い症状が出るような場合は、社交不安
障害とされることもあり、医学的にも病気と認められているのです。
誰でも、初めて人前に立つようなときは緊張しますが、あがり症となる人は、自己肯定感
が弱く、失敗することで自分が傷つくことを常に恐れているような人です。
そのようなタイプの人は、場数を踏めば改善されるかと言えば、そういうものでもなく、
失敗する数もそれだけ増えることになり、余計に人前に出るのが怖くなってしまうことに
もなりかねません。
認知行動療法
あがり症が病気である以上、薬物による治療法も当然あることになりますが、いわゆる対
処療法ですので、血圧を下げたり、不安を軽減するという種類のものになります。
しかし、よほどの時を除いては、あまり薬物による療法はおすすめできません。むしろ認
知行動療法により、人前に出ることは「怖い」から「怖くない」という心理状態に変えて
いくことの方が、いつの日か人前に出ることが怖くなる可能性がありますが、薬物ではい
つまでたっても同じことの繰り返しになってしまいます。
具体的には、あがり症状を抑える話し方や、人前で話すトレーニングなどがあり、それに
すぐ参加できる人は、それも１つの方法ですが、いずれにしても「あがり症」は自分自身
が不安や苦痛を感じなくなる心理状態になることが大切です。
日本には、昔から「お守り」という有難いものがあり、にわかには信じがたいかも知れま
せんが、意外にこれは「あがり症」には効果があるのです。最近いろいろなところで取り
上げられているのが「龍神」で日本を守る神と言われています。この龍神パワーをパワー
ストーンで有名な水晶に注ぎ込んだお守りを信じてみるのも１つの方法です。
もともと、あがり症とは気持ちの問題なので、日本の龍神・世界の水晶パワーを信じてみ
ようと思うだけでも、すでに気持ちに変化が現れている証です。あとは、自信を持って変
身した自分を試してみれば良いのです。
まずは、となり近所の人に自分から話しかけてみましょう。電車やバスなどで自発的に席
を譲ってみましょう。会議など人が集まる場所では一番前の席に座りましょう。ここは、
たいてい空いていることが多い場所になりますので、それだけでも自己肯定感のアップに
なります。
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