燃え尽き症候群の症状となりやすい人の特徴&回復法

燃え尽き症候群の症状となりやすい人の特徴&回復法

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1.燃え尽き症候群と代表的な症例

バーンアウトシンドローム(燃え尽き症候群)は、WHOでは「雇用および失業に関連す
る問題の項目」で、仕事に関連したストレスが身体に与える影響として、職業上における
状況下での現象を指すもので、人生の他の分野での経験の説明に適用すべきではない、と
しています。ただ、日本の厚生労働省では、意欲をもってひとつのことに没頭していた人
が、あたかも燃え尽きたかのように意欲をなくし、社会的に適応できなくなってしまう状
態のことと捉えています。

見解に多少の違いが見られますが、一般的に燃え尽き症候群の代表的な症状としては、「
仕事を通じて情緒的に力を出し尽くし、消耗してしまった状態(情緒的消耗感)」「クラ
イアントに対する無常で非人間的な対応(脱人格化)」「職務にかかわる有能感、達成感
の低下(個人的達成感の低下)」とされています。

情緒的消耗感とは、仕事による感情の変化により、精神的に疲れて心に余裕がなくなって
いく状態です。この場合は、肉体的な疲れではなく、心の疲れによる「やる気のなさ」が
症状として現れることを言います。

脱人格化とは、お客様への素っ気ない態度、悪口など、周囲に対して思いやりに欠ける態
度をとってしまうため、周りの人からは「機械のように冷たい人」のように見えてしまい
ます。しかし、これは当の本人にとっては、自分を守るために不可欠な手段となっている
のです。

個人的達成感の低下とは、やっていることに意味を感じなくなり、仕事で成果を上げても
嬉しいとも感じないような状態です。当然、達成すべき目標が定まらず、仕事の質も低下
して、ネガティブ思考になることで自信の喪失につながるのです。

2.燃え尽き症候群の原因と回復法

燃え尽き症候群の原因は、職場でのストレスということになりますが、本人の性格も関係
してきます。それは、「真面目で正義感が強い」「完璧主義」「愛そうが良い」といった
タイプの人で、何事にも手を抜かずに頑張ろうとする人が燃え尽きやすいようです。また、
ストレスの解消が下手で、どんどん溜め込んでしまうタイプの人も要注意です。

燃え尽き症候群の発症率で言えば、男性36%、女性51%と女性の方が高い傾向にあり
ますが、日本の女性は世界でももっとも燃え尽きやすいと言われています。さらに、近年
では「受験」や「部活」などに熱心に取り組む人が多く、それが終わってしまうと一気に
目標がなくなってしまうことから、高校生や大学生にも燃え尽きてしまう人が増えている
と言われています。

燃え尽き症候群からの回復と予防には、「考え方をポジティブにする」「ストレスの解消
方法を見つける」ことです。その方法としては、しばらくストレスの原因から離れてみる
こと、しっかり休息を取ること、それでも難しければ職場を変えることも1つの方法です。

また、仕事では「しなければいけない」と自分に思い込ませることをやめ、「できたらい
いな」という程度にする。そして、休みの日には「未体験の趣味などに挑戦してみる」と
か、ストレス対応力を補うサプリメントなどを利用するという方法もあります。そして、
これまで自分が「考えていたこと」「思っていたこと」など、価値観について考え直すよ
うなときがきたら、それは、燃え尽き症候群から回復するときが近いということです。





 

 

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