歩くとふらつく症状の原因と効果的な対処法

歩くとふらつく症状の原因と効果的な対処法

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1.足がふらつく原因

足がふらつくということは、平衡感覚を失うという症状です。ふらつく症状だけでなく、
全身麻痺や意識障害、言語障害などの症状が出ている場合は、脳梗塞や脳内出血など、他
の病気が原因であると考えられますので、すぐに病院で検査を受ける必要がありますが、
そうでない場合のふらつきの原因は、自律神経の乱れによることが多いと言われています。

自律神経とは、交感神経と副交感神経が、体内で対照的な働きをすることで、さまざまな
活動を調整するというのが一般的な解釈ですが、その主なものは循環器と消化器で、その
バランスが崩れることで、急な血圧の変化に対応できなくなったときに、ふらつきが起き
ることになります。

             

自律神経が乱れる原因は、精神的や身体的な疲労によるストレス、運動不足、睡眠不足な
どさまざまですが、こちらも自覚しにくいことから、原因不明のふらつきに不安を覚える
人が多いようす。

それ以外のふらつきの原因としては、アルコールの過剰摂取や薬の副作用、栄養バランス
の偏りによるエネルギー不足など、じっくり考えれば納得の行くこともよくあります。

また、老化現象と言ってしまえばそれまでですが、加齢による足の筋力の衰え、背中や腰
が曲がるなど、身体の重心が前に移ってしまうことでもふらつきは起こります。重心の問
題は、特に高齢者に限らず、パソコンやスマホを日常的に使用しているような場合、年齢
に関係なく起こり得る症状です。

ふらつきによく似た症状に「めまい」がありますが、両者の違いは、めまいはどのような
時にも起こりますが、ふらつきは立っている時にのみ起こる症状です。

2.ふらつきの対処法

ふらつきが起きたときは、まずは転倒しないように、休める場所を探して、リラックスし
た状態で休憩しましょう。

           

ときどき同じような症状が起こる人は、乗り物酔いの薬を持ち歩いて、症状がでたらそれ
を飲むという方法も使えます。トラベルミンなどは水が無くても飲めますし、症状が出て
からでも間に合うようです。薬効とともに、安心感が得られることが、自律神経には良い
効果をもたらすと言われています。ただし、それはあくまでも応急処置で、本来は漢方薬
などで体質改善をめざすのが王道です。

そして、この種のふらつきが出るような生活習慣を改め、規則正しい食生活・睡眠・適度
な運動などで、体調管理を心掛けるようにします。

自律神経の乱れを改善するには、仕事が一段落したとき、仕事を終えたとき、週末などに
は、意識してリラックスタイムを作り、心身のリフレッシュを心掛け、できるだけ精神的
なストレスを抱え込まないようにしましょう。

仕事も、焦らず、完璧さを求めず、ゆったりとした気持ちで自分のペースでこなし、嫌な
ことがあっても、引きずらないという気持ちで生活するように工夫しましょう。

次に、血圧を下げる薬や精神安定剤、鼻炎薬などを飲んでいるような人は、主治医と相談
して薬の種類を変えてもらうなどの対策も必要です。

更年期の女性は、更年期障害の1つとして、めまいやふらつきが起こることがあります。
この場合は、ふらつきというより、更年期症状全般の対策を考えるようにしましょう。特
に骨粗しょう症などは、その後のふらつきの原因になったり、転倒・骨折のリスクにもつ
ながりますので、しっかり対策を考えておくことが大切です。

最後に、急にひどいめまいやふらつきに合わせて、意識障害、呼吸困難、頭痛、運動障害、
言語障害などの症状が見られる場合は、脳梗塞や脳出血の可能性がありますので、すぐに
病院で診断を受けて下さい。急を要する場合は救急車の手配をしましょう。


 

 

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