急にみぞおちがキリキリと痛む急性胃炎の原因と対処の仕方

急にみぞおちがキリキリと痛む急性胃炎の原因と対処の仕方

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1.急性胃炎の主な症状

急性胃炎とは、胃の粘膜に急に炎症が起きた状態のことを言います。原因としてはピロリ
菌の感染や痛み止めなどの薬剤、アルコールの過剰摂取、ストレスなどとされています。

なかでも、もっとも多く急性胃炎を引き起こす原因となっているのが薬剤と言われていて、
解熱鎮痛剤やステロイド、抗生物質など、胃の粘膜の保護作用を弱める働きのある薬剤と
言われています。内服薬はもちろんですが、座薬や湿布でも発症することがあるようです。

次に多いのが、アルコールとストレスによるもので、アルコールやコーヒーなどを過剰摂
取することで、胃酸が過剰に分泌されることで急性胃炎を発症します。ここまでは何とな
く理解できるところですが、もっともわかりにくいのがストレスではないかと思います。
多くの場合は「精神的なストレス」ですが、たまに、外傷や手術後など「肉体的なストレ
ス」のこともあります。

ストレス性の急性胃炎は、自律神経が関係しています。ストレスによる刺激が交感神経に
伝わると、胃の血管が収縮することで血流が低下します。すると、胃の粘膜を保護する粘
液の分泌量も低下します。一方で、ストレスを感じると副交感神経を通じて胃酸の分泌が
増えてしまうことがあります。つまり、胃の粘膜を保護する機能が低下しているところに
胃酸が過剰に分泌されてしまうことになる訳ですから、胃炎を引き起こし胃痛を引き起こ
すことになるのです。

発症すると、みぞおちのあたりがキリキリと痛んだり、吐き気、嘔吐、下痢など、主に消
化器系に症状が現れます。普通は「胃の安静を保つ」ことで自然に症状は治まってきます
が、胃の粘膜に強い障害がある場合は、吐血したり、下血したりするケースもあります。

2.急性胃炎の対処方法

急性胃炎は、原因を取り除くことで数日で回復するタイプのものですので、それほど心配
するようなものでもありません。しかも、その原因の約60%が解熱鎮痛債などの薬剤と
言われていますが、急性胃炎発症の1~2週間前にさかのぼっての服用歴を調べてみる必
要があります。思い当たるところがあれば、数日後には回復する可能性が高いです。

ただ、胃の痛みが辛いのに、痛み止めが飲めず仕事にも支障がでるといった悩みをお持ち
の人には漢方薬が良いかも知れません。自然生薬の効き目で人気があるようです。腰痛や
頭痛持ちと言われている人で、痛み止めを常用しているような人には、持ってて良かった
っと思える日が来るかも知れません。

胃の安静を保つには、まずは消化の悪い食べ物(肉類・揚げ物・繊維の多い食品など)・
刺激物・飲酒・喫煙など、胃に悪いと思われるようなものを控えることです。そして、規
則正しい生活を心がけ、ストレスや疲労を溜めないような生活をめざしましょう。

このように、急性胃炎は胃の安静を保つことで、数日で回復するものですが、同時に胃炎
を予防する方法でもあるのです。なので、回復後もできるだけ胃に負担をかけない生活を
することが胃炎を未然に防ぐことにつながります。

ただ、胃の安静を保っていても、いつまでも痛みが持続するような場合は、医療機関で診
察を受ける必要があります。





 

 

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