頭が回らない原因は自律神経の乱れ 改善法は

頭が回らない原因は自律神経の乱れ 改善法は

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1.頭が回らない原因

頭が回らないとは、ボーッとして、物事に対する集中力や判断力が低下しているような状
態のことです。もちろん、加齢により、若いころより頭が回らなくなったという自然の現
象によるものもありますが、常に頭がボンヤリしていて考えがまとまらなかったり、まわ
りの人についていけないといったような場合は、単純に仕事やストレスで疲れているだけ
ではないかも知れません。

             

考えられる原因としては、うつ病、総合失調症、慢性疲労症候群などがありますが、妄想
や意識障害などの症状が見られない場合は、自律神経失調症による症状であることが多い
と言われています。

この場合は、頭が回らないだけではなく、不安や緊張、気分的な落ち込みなど、心身に不
調が現れることが多く、その症状も多岐にわたる上、それぞれの現れる症状にも大きな差
があることが特徴です。原因不明の症状に自律神経失調症という診断名が付けられる所以
です。頭痛・肩こり・吐き気・動悸・不眠・めまい・手足のしびれなどを自覚しているも
のの、検査をしても原因が特定できないような場合(不定愁訴)を言います。

実際、これらの症状を抱えているだけでも、集中力や判断力が低下するものではあります
が、自律神経の一番の働きは、心臓と血管(循環器)をコントロールすることです。つま
り、自律神経による影響を最も受けやすいのが血流で、自律神経失調症とは血流が低下し
たときに起きる症状が中心です。

脳の血流が低下すると、思考力の低下、集中力の低下、記憶力の低下、判断力の低下とい
った症状が起こるのは当然ですし、頭部全体の血流が低下すると、頭痛・眼精疲労・めま
いなどの症状も現れてくることになります。

西洋医学では、頭がボーッとする原因は、睡眠不足、栄養(ブドウ糖)不足、うつ病、低
血圧などと診断されることが多いですが、その指示に従って改善を試みても効果が現れな
いような場合は、その原因は自律神経失調症であるかも知れません。

2.自律神経の回復法

一時的に頭が回らない状態にあっても、すぐに戻るのは疲労やストレスが原因になってい
るケースですが、それらも含めて、自律神経のバランスの乱れを整えるには、何となく疲
れてきたなと感じたら「深呼吸」をしてみましょう。軽い場合は、それだけでも十分な効
果が期待できます。

             

次に、疲労回復、ストレス解消のためのメンテナンスには「質の良い睡眠」です。最低で
も十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。そのためにも、入浴はゆっくりとリラッ
クスして湯船に浸かり、身体を温めるようにしましょう。

ウォーキングなどの有酸素運動も、体温や血流を上げる良い方法ですので、時間のある人
はぜひ実践してみて下さい。

もう1つ、自律神経が乱れる原因に、首のこりがあります。近年、仕事ではパソコン、プ
ライベートでもスマホといった感じで、前かがみの姿勢で過ごすことが多く、自然と首に
負担がかかっています。首の筋肉が緊張することで、頚椎にある脊柱管が影響を受け、そ
こを通る神経も影響を受けます。

ストレスや疲労など思い当たる理由が見つからないないような時には、首のこりを疑って
みると、案外スッキリ解決することもあります。首のコリをほぐすにもいろいろな方法が
ありますが、私はネックストレッチャーを使っています。寝る前に数分首を伸ばすだけで
すが、非常に快適に眠れますし、朝もスッキリ目覚められますので気に入ってます。

また、自律神経失調症など、西洋医学で解決しにくい問題には漢方薬が良いと言われます
が、その場合は「半夏厚朴湯」がそれに該当します。

深呼吸や入浴などは、誰にでもすぐできることですので、難しいことばかりを考えるので
はなく、できることからすぐに実践してみることが、症状改善への近道です。


 

 

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