自立神経が乱れる原因と基本的な改善方法

自立神経が乱れる原因と基本的な改善方法

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自律神経失調症とは

自律神経失調症と言えば、不定愁訴の代表的なもので、主観的な自覚症状があるものの、
原因となる病気が見つからないという状態のことを言います。原因がわからないので、治
療法もないということになりますが、幸いなことに、自律神経失調症で死ぬということも
ありません。だからと言って、軽視して良いということではありませんが、不安な気持ち
になったときの心の支えとして覚えておくと良いでしょう。

自律神経が乱れる要因として、不規則な生活習慣とストレスの2つがメインであると言わ
れています。原因不明の不調に悩んでいる人は、何となく思い当たることがあると思いま
すが、実は、そこを改善することがもっとも効果的な治療方法なのです。

つまり、自律神経失調症による症状の原因はわからなくても、自律神経失調症になる原因
はわかっているのです。ただ、それが生活習慣とストレスという掴みどころのない原因で、
症状も多岐にわたるところから、病気としての診断基準や治療法が確立され難いのです。

        

以上のことから、自律神経失調症は、病院へ行っても解決しないが、死ぬこともない症状
で、その主な原因は、生活習慣とストレスということがわかりました。ただ、自律神経と
は、主に内臓を調整する神経系で、動悸やめまい、消化器官の不調など、直接見ることも
できず、命にかかわる部位で感じる症状が多いので、不安も大きくなりますが、そんなと
きには「死ぬことはない」ということを思い出すだけで、かなり救われることになります。

自律神経改善の基本

体調不良で病院へ行っても、特に悪いところがなく、自律神経失調症と診断されたら、ま
ずやるべきことは生活習慣の改善です。ひとつひとつあげれば切りがありませんが、一般
的に健康な生活の指針とされている、夜更かしをしない、身体を動かす、タバコやアルコ
ールを控える、規則正しいバランスのとれた食事をする、といったようなことから見直し
てみることです。

特に、食事で気をつけたいのは、ビタミン類をしっかり摂ることです。もう1つの原因で
あるストレスは、ビタミンBを大量に消費しますし、ストレスへの抵抗力を高めるのに必
要なのがビタミンCです。また、自律神経を調整するのに必要なビタミンAやEも不可欠
とされています。

そして、自律神経失調症改善に欠くことが出来ないのが運動です。ただ、ここでいう運動
は、筋肉を強化したり、体重を調整したりではなく、血流の改善が主目的ですので、頑張
るということではなく、身体を動かすことで、ウォーキングなどで十分なのです。

             

次に、深呼吸をする習慣をつけましょう。肺の下の横隔膜に密集する自律神経を刺激して
バランスを整える役に立ちます。

また、ちょっとした時間待ちなどのときに、片足立ちをしてバランスをとる訓練をするこ
とで、脳幹を刺激することになり、その一部である視床下部も自律神経の司令塔として働
きやすくなります。

このような日常の生活習慣を改善することで、徐々に自律神経は回復してきますが、症状
が気になる人には、半夏厚朴湯という漢方薬が自律神経失調症の諸症状に効果的といわれ
ていますので試してみて下さい。


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