自律神経失調症と診断されたら深く考えないのが改善法?

自律神経失調症と診断されたら深く考えないのが改善法?

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1.自律神経失調症とは

原因不明の体調不良で病院へ行くと、自律神経失調症と診断されることがよくあります。
では、自律神経失調症の原因は何かというと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる
ことで起こるさまざまな症状と説明されますが、検査をしても身体的な異常が認められな
い場合に付けられる診断名ということなんですね。

このような症状を他の人に説明しても、単純に「気のせい」といった程度にしか受け止め
てもらえないかも知れませんが、そもそも自律神経とは目に見えるものでもなく、そのバ
ランスが崩れていると言われてもどうすることもできません。

             

つまり、自律神経とは自分の意思で動かすことができない神経で、その働きも呼吸や血液
循環、体温調整など生命に直結するようなことに関係しています。例えば、電車に乗って
いる最中に突然動悸が激しくなったとしたら、交感神経と副交感神経の働きについて考え
る余裕のある人はどれくらいいるでしょう?そんなとき、慌てて病院で診察を受けても異
常なしというのが自律神経失調症なのです。

本来、意識していない生命に直接関係する機能が、いつもと違う形で意識することになる
訳ですから、心中察するに余りあるものがありますが、実は「自律神経失調症で死ぬこと
はない」ということもよく知られています。なので、自律神経失調症と診断されれば、も
うそれ以上深く考えないことが、結果として好ましいのかも知れません。

2.自律神経の乱れ改善

自律神経失調症とは、本人が不調を訴えるものの、身体的な異常箇所が見当たらない(不
定愁訴)状態を言いますので、自律神経が乱れる背景を修正していくことになります。

まずは、生活習慣が乱れていないかをチェックしてみましょう。食事の時間や睡眠時間が
不規則になっていないか、適度に体を動かせているか、ストレスや不安が蓄積されていな
いかといったことを冷静に見直してみましょう。

自律神経失調症の症状は、本来その人の弱いところに出ることが多いと言われていますが、
症状そのものは、実はありふれたものが多いのです。ただ、何分にも自分のコントロール
できないところで起こるため、その不安心理が先に立っているようなところがあります。

             

自分で行う自律神経失調症対策としては、以下の3点に注意しましょう。
・規則正しいバランスの良い食事を心がける
・6時間以上の睡眠時間を確保する(できれば就寝・起床時間も定める)
・適度な運動で心身のリラックスとストレスの解消を考える

もともと身体的に不安な箇所がある人は、これを機に本気で向かい合ってみるというのも
有効な方法です。具体的にわからないけれど何となく不調という人は、漢方薬がおすすめ
です。全体的な身体の改善と漢方治療をしているという安心感が、案外この種の精神不安
からくる症状には効果があるのです。

いずれにしても、自律神経失調症と診断されたら、不調箇所に異常がないということです
ので、それ以上深く考えないで普通に生活していれば、やがて気にならなくなるというこ
ともよくあります。


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