ウイルスが人体に感染するまでの仕組みと予防する方法

ウイルスが人体に感染するまでの仕組みと予防する方法

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   ウイルスが体に感染する仕組み   

新型コロナウイルスの影響で、最近はウイルスに興味を示す人が多くなっていますが、私
たちがウイルスに感染することはそれほど珍しいことではありません。一般的に風邪と呼
ばれる病気も、そのほとんどがウイルスが感染して起こっているのです。

ウイルスは非常に小さいので、空気中には無数のウイルスが浮遊しています。その空気を
吸うことで、鼻や喉の粘膜に付着し、増殖して炎症を起こすことを「風邪症候群(風邪)」
と呼んでいます。結果として、その炎症が鼻に広がると、鼻づまりや鼻水の症状が現れま
すし、喉に広がると咳が出るということになります。

ウイルスの感染経路としては、空気中のウイルスを吸い込む空気感染の他に、自分の手な
どについたウイルスを取り込む接触感染、咳やくしゃみによって飛び散ったウイルスを吸
い込んでしまう飛沫感染の3つがあります。

ウイルスに感染して粘膜で増殖・炎症が始まると、発熱という症状が出ます。古くは、こ
の発熱も風邪による病的な症状と見なされていて、すぐに解熱剤を飲むのが正しいと考え
られていた時期もありますが、現在では、発熱は生体防衛機能の1つとして、身を守るた
めに体が発する手段と考えられています。

ウイルスは本来、増殖しやすい条件が低温とされており、体が発熱することで増殖が抑え
られるということなのです。一般的な風邪の原因になるライノウイルスは33℃、インフ
ルエンザウイルスは37℃前後が最も活発化すると言われていますので、発熱によってそ
の温度を超えてしまうことで、ウイルスは増殖が難しくなるのです。

             

同時に、体温が上がることで白血球の働きが活発になり、免疫機能が強化されることにな
りますので、いよいよウイルスが活動できなくなってしまうのです。

   ウイルスの感染の仕方と予防法   

ここでは、皆さんが今もっとも関心のあるコロナウイルスの感染の仕方を取り上げます。

ウイルスは体内に侵入すると、その表面にある突起状のスパイクタンパク質を、体内の宿
主細胞の受容体(ACE2)にピッタリと結合させます。すると、細胞膜にあるタンパク
質分解酵素が、適切な位置でスパイクタンパク質から切り離すことで、ウイルスと細胞の
融合が成立します。これが、ウイルスに感染したという状態です。

こうなると、ウイルスは細胞内に侵入して遺伝物質を注入することができるようになりま
す。つまり、私たちの細胞を乗っ取ってウイルス製造工場にして、ウイルスの大量生産が
できるようになるのです。このような状態になることを症状が悪化すると言います。

では、ウイルスの感染を防ぐにはどうすれば良いのかということですが、何と言ってもウ
イルスの侵入を防ぐことです。それには、手洗い、うがいなどを徹底することですが、そ
れだけで防げるようなものではありませんね。

なので、多少のウイルスが侵入しても、感染しないように免疫機能を強化することです。
ビタミンD,ビタミンC、亜鉛などを意識しながら、バランスの良い食事を心掛け、良質
の睡眠や適度な運動などにより、血流を良くして免疫機能を上げることです。

             

更に、松葉に含まれるシキミ酸という成分は、マイナス電荷を持ち、非常にタンパク質と
結合しやすいスラミンともよく似ているため、スパイクタンパク質と結合して解毒作用が
期待できると言われています。

シキミ酸は、松葉茶を飲むことで簡単に摂取できますので、うがい・手洗いはもちろんで
すが、免疫機能に不安がある人は、ウイルス感染予防に松葉茶を飲んでおくことは決して
無駄なことではないと思います。シキミ酸はインフルエンザに感染したとき処方されるタ
ミフルの原料であることからも、その有効性は理解できますよね。


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