睡眠の質が寿命を決める?健康で寿命を延ばす眠りとは

睡眠の質が寿命を決める?健康で寿命を延ばす眠りとは

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1.睡眠と寿命の関係

睡眠と寿命の関係と言えば、まずは睡眠不足を考えると思いますが、実は、睡眠時間は短
くても、長くても寿命は短くなるのだそうです。結論から言いますと、もっとも死亡率の
少ない睡眠時間は7時間と言われています。

睡眠時間の短い人と寿命の関係は何となく理解できますが、長い人の死亡率がどうして高
くなるのかという原因はまだよく分かっていません。しかし、そもそも長く眠る必要があ
る人は、もともと健康上の問題があるのではないかという説が有力視されています。

             

では、どうして睡眠不足が寿命を縮めることになるのかということですが、私たちの体が
活動するためにはエネルギーを必要とします。そのエネルギーはどこで作られるかという
と、細胞内にあるミトコンドリアです。そのため、ミトコンドリアは体内の発電所とも言
われているのですが、そこでエネルギーが産生されるときに活性酸素も発生します。

いわゆる、体のサビと言われる、細胞の酸化物質です。この活性酸素で細胞が傷つき死ん
で行く状態を老化と呼びます。このような老化がどんどん進んで行くと、やがては死につ
ながるのは容易に理解できますね。

ただ、この活性酸素は努力すれば減らすこともでき、その有力な手段が睡眠なのです。

睡眠時は、血圧や体温を抑えて、脳や身体も睡眠状態に整えます。その働きをしているの
がメラトニンというホルモンですが、このホルモンに抗酸化作用があるのです。それだけ
ではなく、一酸化窒素や過酸化脂質などの、よく似たフリーラジカルと言われる有害物質
を排出する働きもあると言われています。

メラトニンが大量に分泌されるのが睡眠時であることが分かれば、睡眠不足は細胞の老化
を早め、寿命を縮めるという理屈もよくわかりますよね。

2.睡眠は時間と質で

睡眠と寿命の関係が理解できたら、次はどうすれば質の良い眠りを得ることができるかで
すね。実は、目が覚めたその時が大切で、人間は朝日を浴びた時からメラトニンを作り始
めるのです。いろいろな健康講座でも、朝起きたら朝日を浴びることを推奨しているのは
このためです。つまり、メラトニンは起床時から15時間ほど経過して分泌されることに
なっているのです。

            

朝日を浴びるだけでなく、余裕があれば体操をしたり、散歩をしたりすることで、さらに
効果がアップしますが、まちがっても二度寝するようなことはないようにして下さい。

そして、寝るときは穏やかな気持ちで眠りに入れるような環境を作ります。直前まで興奮
するようなテレビドラマを見たり、パソコンやスマホの画面を見ているのではなく、リラ
ックスした状態で入浴したり、癒しの音楽を聴いたりして、スムーズに眠りにつけるよう
にします。もちろん、昼間のストレスなども解消できているようならバッチリです。

言うだけなら簡単ですが、これを習慣化するるのはそれほど簡単ではありません。
最初はサプリメントなどを利用すると、比較的スムーズに眠りにつける人も多いようです
ので、自信のない人は上手に活用してみましょう。

また、都会で生活する人は、24時間営業の店など、光や騒音による妨害もありますので、
遮光性のカーテンに変える、睡眠用の耳栓を使うなど、それぞれの環境に応じた工夫をし
てみて下さい。やがて、7時間の質の良い睡眠ができるようになれば、昼間の集中力が増
したり、頭の回転が良くなったり、肌が美しくなったり、性格も明るくなって、寿命も確
実に延びるような気配がしてきます。



 

 

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