１．睡眠障害の症状とは
睡眠障害と言えば、何か重病のような感じがするかも知れませんが、一般的には「なかな
か寝付けない（入眠困難）」「途中で何度も目が覚める（中途覚醒）」「早く目が覚めて、
再度寝付けない（早朝覚醒）」「熟睡感がない（熟眠障害）」といった、誰にでも経験の
ありそうなことです。
もう少し解釈を広げると、普通は過眠症と言われる、日中に過度の眠気を感じるようなも
のも睡眠障害の１つとされていますが、特に日本人に多いと言われているのが、ナルコレ
プシーと言われる過眠症で、日中の強い眠気と急な居眠り（睡眠発作）、睡眠マヒ（金縛
り）、入眠時の幻覚などの症状があります。
睡眠障害そのものが好ましいものではありませんが、ナルコレプシーは、人との会話中や
車の運転中など、常識では考えられない状況で急にストーンと眠りに落ちてしまいます。
オカルトの好きな人は、何かそれらしい現象と結びつけたがる傾向にありますが、これは
脳の睡眠・覚醒をコントロールする機能に異常が生じている中枢性過眠症の代表的な症状
ですので、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。
とは言っても、少し前までは原因不明と言われていましたし、研究が進んだ現在でも、そ
の原因は免疫機能の異常や遺伝といったところになりますので、どれほどの効果が期待で
きるかは分かりませんが、重要な会議で居眠りといった状態では、社会的な信用を無くし
てしまうことにもなりかねませんので、やはりきちんと診察を受けておきましょう。
ただ、一般的な睡眠障害（不眠症）と言われるものは、その背景に過労・過剰ストレス・
アルコール・カフェインなどが関係していることも少なくありませんので、まずはその辺
のところから調整してみるのが良いかも知れません。
２．不眠症とＣＢＤグミ
ＣＢＤ（カンナビジオール）とは、今、世界的に注目されている成分ですが、私たち日本
人からすれば、一歩引いてしまうかも知れない大麻由来の成分です。大麻＝マリファナな
どを思い浮かべる人が多いと思いますが、そのようなハイテンションになる成分ではなく、
リラックス効果や良質な睡眠をもたらす効果があることで知られています。
では、法律的にはどうなのかということも気になると思いますが、日本の大麻取締法で禁
止されているのは「大麻草の葉や花穂、またはそれらを使用した製品」となっていて、同
じ大麻草でも、茎や種子は違法ではありません。要はＴＨＣ（テトラヒドロカンナビノー
ル）という成分含まれているかどうかが、法律の規制を受けるか受けないかの判断基準な
のです。
そこで、ＣＢＤに期待される効果とはどういうものかというと、もちろん医薬品ではあり
ませんので、絶対的なものではありませんが、世界的に広く期待されている効果として、
睡眠障害の改善、不安やストレスの解消、うつ予防、肌荒れ改善、二日酔い防止、リラッ
クス効果などがあります。
摂取法としては、いろいろあるＣＢＤ製品の中でも、ＣＢＤグミに人気が集まっています。
食べるタイプですので、ニキビなどの肌荒れ改善効果はあまり期待しない方が良いかも知
れませんが、二日酔い防止にはかなり期待できるという人が多いようです。
ただ、グミという名前から、お菓子のように食べてしまう人が多いですが、口の中に含ま
せて、舐めるように食べるの効果的な摂取法と言われています。
不眠症が悩ましいというレベルであれば、私は睡眠薬などを飲むより、ＣＢＤグミを食べ
る方が好ましい気がしています。一度試してみて下さい。
ただし、ただ安価であることだけが魅力の粗悪品も多く出回っていますので、十分注意し
て買うようにして下さい。
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