日本人の睡眠時間は世界最低?睡眠不足の影響と改善方法

日本人の睡眠時間は世界最低?睡眠不足の影響と改善方法

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   睡眠不足のリスク   

日本では、睡眠時間を削って勉強や仕事に精を出すのが美徳と考えられているようなとこ
ろがあり、日本人の睡眠時間は世界最低レベルと言われています。しかし、それは世界的
な基準で見れば「誤った価値観」に過ぎません。むしろ、睡眠不足による悪影響をしっか
り知る必要があります。

そもそも睡眠とは何かと言うことですが、簡単に言えば「全身をリフレッシュするための
メンテナンスタイム」です。なので、睡眠不足はそのまま体の不調を招くことになります。

特に、脳の働きが低下することで、さまざまな影響が出てくることになります。徹夜した
翌日は「記憶力」や「運動能力」が低下するのを経験している人は多いと思いますが、こ
れは学習に関係する「宣言的記憶」だけではなく、体の動かし方に関係する「手続き的記
憶」も低下するためです。

             

お分かりでしょうか?一流校に合格するためや、一流スポーツ選手として活躍したいと思
うなら、寝ないで頑張るより、しっかり寝ることの方が効果的だということになります。

実際、睡眠時間と学力の大規模調査では「成績の低い学生は睡眠時間が短い」という結果
が出ていますし、スポーツ選手でも世界レベルの優れた選手の平均睡眠時間が10時間と
も言われていますので、成果を期待するなら、寝ないで頑張るより、良く寝て頑張る方が
良い結果につながるということになります。

また、最近何かと問題になる「肥満」についても、睡眠不足は食欲を制御するホルモンの
レプチンの分泌量を低下させるだけではなく、空腹感を誘うホルモンのグレリン分泌量を
増やすとされています。

ダイエットで失敗し続けている女性も、生活習慣病対策でなかなか減量できない男性も、
自身の睡眠時間を見直してみる必要があるかも知れませんね。

   睡眠不足の解消法   

1日程度の睡眠不足ではそれほど影響が出ることもありませんが、慢性的に睡眠不足の人
はしっかりとした寝るための努力が必要です。

まずは「寝る時間を決める」ことです。寝る時間が不規則な人は、いつのまにか寝不足に
なります。なので、自分に必要な睡眠時間(6時間から7時間程度)から逆算して寝る時
間を決めることです。

       

次に、気持ちよく眠りに入るためには「寝る時間の3時間前には食事を済ませる」「寝る
90分前に入浴する
」ことです。食べ物が胃に入った状態では体が休まりませんし、入浴
で上がった体温は、風呂から上がるとその分下がります。人間は体温が下がり始めると眠
気を感じるようになります。更に、これらを習慣づけることで、寝る前に決まってする習
慣として意識するようになり、定着すると安定した睡眠導入につながります。

もちろん、寝るときはスマホなど持ち込まないようにして、寝ることに専念することは当
然ですね。

また、意外に知られていませんが、良い眠りのためにはアミノ酸などの「栄養」も必要で
すが、睡眠時間の短い人はインスタント食品などを多用する傾向にあります。

食生活をまるごと変えるのが難しい人は、サプリメントなどで補うようにしましょう。

そして、それでも昼間に眠くなるような時は、無理をせず「昼寝」をしましょう。と言っ
ても、夜の睡眠に影響するほどグッスリ寝るのではなく、15~30分程度の昼寝をする
ことで、自分に必要な睡眠時間を習得して寝不足と無縁の生活をできるようにしましょう。



 

 

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