風邪の原因と症状を知って早めの予防、引いたときの対処の仕方

風邪の原因と症状を知って早めの予防、引いたときの対処の仕方

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1.風邪の原因と症状

風邪を知らない人はいないと思いますが、正式には「急性気道感染症」と言います。気道
とは、鼻から喉にかけての上気道とその下に続く気管支や肺などの下気道のことを言いま
すが、一般的に風邪と認識されているのは「急性上気道感染症」のことが多いようです。
しかし、上気道から下気道に起こる感染症も含めて、風邪・風邪症候群・感冒などと呼ば
れるものはすべて「風邪」ということになります。

風邪の症状としては、くしゃみ・鼻水・喉の痛みが代表的なものですが、これは上気道に
起こる症状で、下気道で起こる症状としては咳やたんが出ることになります。いずれも気
道内に入り込んだウイルスを除去しようとして出る症状ですが、他にも頭痛や発熱、倦怠
感など、よくご存じのさまざまな症状があります。

             

風邪の原因の約9割はウイルスによるものとされていますが、風邪を引いている人のくし
ゃみや呼気から飛び散った飛沫に含まれるウイルスが気道内に侵入し、粘膜に付着するこ
とでウイルスが増殖して発症すると言われています。ただ、同じ環境にいても風邪の症状
が出る人と出ない人がいますので、つまるところ本人の健康状態(免疫機能が低下してい
ない)などが決め手になるようです。

風邪と言えばインフルエンザとの違いも気になるところですが、こちらはインフルエンザ
ウイルスという特定のウイルスによる感染症のことを言います。症状としては風邪とよく
似ていますが、38度以上の高熱や関節痛、強い倦怠感など、全身にさまざまな症状が出
て、重症化すれば脳症や肺炎などを引き起こすこともあります。風邪の場合は熱もそれほ
ど高くなく、くしゃみや喉の痛みなど局部的なものが中心で、重症化することも少ないと
いう違いがあります。

2.風邪の対処と予防

一般的な風邪の場合は、十分な休息・栄養・水分を補給して自然の回復を待ちます。とは
言っても、なかなかそんな悠長なことをしていられないという人も多いと思いますが、何
もしないと余計に悪化することも少なくありませんし、他の人に感染させたりするリスク
も高くなります。私は風邪の諸症状に効く漢方成分にビタミン類も配合された風邪薬を常
備していて、ちょっと風邪かなと思ったときに飲むようにしています。お陰でもう10年
以上、風邪の苦しみとは無縁の状態で過ごしています。お守りのつもりで常備しておくと
年間に数回は良かったと思うときがありますよ。

             

予防法としては、日頃から栄養バランスのとれた食事や適度な運動、十分な休養に努めて
免疫機能を高め、湿度管理に気を配ることです。外出時はマスクの着用が推奨されていま
すが、室内でも空気が乾燥しているような時はマスクをすると効果的です。あとは手洗い
やうがいなど、一般的に良いとされていることは実践するようにしましょう。

インフルエンザの場合は、インフルエンザウイルスの抗原性の違いによって、A型、B型、
C型に分類されますが、大きく流行するのはA型とB型です。季節性のインフルエンザは
抗原性に小さな変異を遂げながら流行するのが普通ですが、特にA型にその傾向がありま
す。この変異した部分に免疫の獲得ができていないため、大流行となることが多いのです。

なので、インフルエンザの流行情報が出たときには、A型、B型、C型という部分にも注
意しておくと流行のアウトラインが読みやすくなります。


 

 

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