睡眠中が危険 夜間熱中症の主な症状と対処法

睡眠中が危険 夜間熱中症の主な症状と対処法

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1.時間差のある熱中症に注意

炎天下でスポーツをしたり、作業をしたりしているときに、熱中症になるというのが一般
的なイメージだろうと思います。そして、そのような場合は、対応の仕方もある程度は知
られているため大事に至ることも少ないのです。

むしろ、熱中症で気をつけなければいけないのは、炎天下というより、涼しい室内で起き
るケースです。症状としては、頭痛やめまい、吐き気など、熱中症そのものなのですが、
それが熱中症と結びつかないところが盲点で、重症化してしまうことがよくあります。

             

個人差はありますが、熱中症の場合は「喉が渇く」ことが特徴ですので、野外活動や汗を
かきやすい場所での作業のあとで、このような症状が現れたら、まずは熱中症を疑ってみ
る必要があります。とりあえずは水分を補給してみましょう。

同じような症状には、朝起きたとき、周囲は涼しいのになぜか熱中症の症状が出ていると
いったことがあります。これは寝ている間に熱中症を起こしているためで、夜中を含めて、
朝から頭が痛い、めまいがするといった場合は、とりあえずは水分を補給をして、体温を
下げるようにしましょう。

熱中症は気温が高いことばかりが取り上げられますが、湿度にも注意しなければなりませ
ん。室温が25℃程度でも、湿度が80%もあれば、熱中症のリスクは十分にあります。

就寝中の熱中症は、全体の約4割とも言われていますので、室温が高い、湿度が高い、風
がない、といった条件が揃っている夜は特に注意が必要です。

また、熱中症による脱水症状は、血液をドロドロ状態にし、脳や心臓の血管を詰まらせて
しまうリスクもあります。夜間や起床時に起こる脳梗塞や心筋梗塞とも深くかかわってい
るのです。

2.熱中症を自覚したときの対処

熱中症が心配になるような日は、とりあえずは、寝る前・起床後にコップ1杯の水分補給
をしましょう。すでに頭痛がしていたり、夜中に目が覚めたら頭痛がするといった場合は、
まずは水分補給をして、体温も下げるようにしましょう。水は少しずつ飲むようにし、エ
アコンなどをつけて体を冷やすようにします。水を飲んだだけでは体温は下がりませんの
で、同時に体を冷やすことが大切です。

             

エアコンの他に、首やわきの下・鼠径部(足の付け根)など、太い血管のあるところに氷
水などを当てて冷やす、霧吹きで水を吹きかけて扇風機などで風を当てる、といった応急
処置をして様子を見るようにします。

ただし、すでに意識障害などの症状が出ているようなときは、すぐに救急車の手配もしな
ければなりません。

そして、熱中症を自覚していなくても、寝ている間に筋肉痛・こむら返り・手足のしびれ・
などがある場合は、すでに熱中症になっている場合が多いので、普段よりこまめに水分補
給をしたり、室内を涼しくするような工夫が必要です。

何気なく続けているような、寝る前のアルコール類、コーヒー、お茶などの習慣は、利尿
作用があり、脱水症状を招くものでもありますので控え、水やスポーツドリンクを水で薄
めたものを飲むようにしましょう。

寝具やパジャマなどもクールダウン効果の高いものを選ぶようにしましょう。私も以前に
寝ている間に熱中症になり、それが熱中症であることにすら気が付かず、苦しんだことが
ありますが、それが熱中症であることがわかってから、クールベストを着て寝ています。

好き嫌いはあると思いますが、熱中症予防のアイテムとしては、かなり優れていますので、
個人的にはおすすめです。冷却時間は3~4時間程度ですが、それ以上冷やしすぎるとむ
しろよくない気もしますので、あとは朝に向かって自然下降する温度で快適に眠れます。


 

 

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