不眠の基準と原因
不眠の基準として「睡眠時間」を考える人が多いですが、これは眠りに対する欲求の問題
で、わずか３～４時間の睡眠でも不眠と考えない人もいれば、６時間寝ても睡眠不足と感
じている人もいます。
そこで、不眠症というのはどういうものかと言えば、もちろん睡眠時間も大きく関係して
いますが、それだけではなく「目が覚めたときの爽快感」がなく、「日中の活動に寝不足
の影響」が出るような睡眠の状態ということになります。逆に言えば、目が覚めたときに
爽快で昼間も元気に活動出来ていれば、睡眠時間が短くても長くても不眠症ではないとい
うことになります。
では、その不眠症状はどのような睡眠状態で現れるのかと言えば、寝つきが悪い（入眠障
害）、夜中に何度も目が覚める（熟眠障害）、朝早く目がさめる（早朝覚醒）が主な原因
とされています。
入眠障害とは、床についてもなかなか眠れず、寝ようとすればするほど眠れないという症
状で、寝付くまでに３０分以上を要することがその目安となっています。
熟眠障害とは、眠りが浅く、一晩に２～３回以上目が覚めることを言います。また早朝（
普段より２時間以上）早く目が覚めて、それ以降はもう眠れないという場合は早朝覚醒と
言います。
これらの睡眠障害などにより「爽快な目覚め」「昼間の活動」に影響が出る場合が「不眠
症」ということになります。
このように見てくると、誰でも一度は経験したことがあると思いますので、その原因もあ
る程度は想像できると思いますが、それは「精神的な要因」が深く関係しています。
一過性のものとしては、身近な人の死や転職、旅行先など、ショッキングな出来事や生活
上の不安、睡眠環境の変化によって起こりますが、それが長期間（一週間以上）続く場合
を「神経性不眠」と言い、一般的に「不眠症」と言われる状態です。
もともと神経質な人に多く、眠れないことを必要以上に気にすることが根本にあるようで
すが、実際は、それとは逆で十分眠っていることが多いとも言われていますので、そのよ
うな時には、眠る努力をしたり、睡眠薬を飲んだりしないことです。
効果的な不眠解消法
不眠の原因の多くは「精神」の問題であるとすれば、そこをどう解決するかというのが睡
眠薬開発の原点で、脳の思考回路を低下させるというのが答えです。睡眠薬にはそのよう
な成分が含まれていますので、普通に考えれば決して脳に良いことをしている訳ではあり
ませんし、当然、副作用もあります。
それは「ふらつき」や「健忘症」となって現れたりします。なので、できる限りそのよう
なものに頼らず「自然の眠り」を誘う生活習慣に変えることが理想なのです。
とは言っても、それができないから困っているんですよね。しかし、意外かも知れません
が樹木から抽出される「セドロール」という香りの成分が、自律神経に働きかけて眠りの
質を変えてくれるという「沈静効果」が多くの脳波測定でわかっているんです。
なかでも、杉の木に含まれる「セドロール」は特にその効果が大きく、呼吸数や心拍数に
作用して心身をリラックスさせる効果があると言われています。
すると、ニオイに敏感なので余計に眠れなくなるという人もいるかも知れませんが、セド
ロールは非常に繊細な香気成分で、ニオイの塊を直接かいでも香りを感じないというほど
です。しかし、交感神経の活動を抑えて、副交感神経を優位にする沈静作用は抜群という、
非常に魅力的な「香りの成分」なんですね。
そして、もうすでにそのエッセンスだけを集約した形で、科学的なデータに基づき最高の
パフォーマンスが得られる特許技術で作られた杉の木のプレートが販売されています。
枕元や寝室に置いておくだけで、特に手入れをする必要もなく、香りの成分が出続けるん
です。香りではなく、香りの成分（セドロール）が出るのです。
不眠の悩みを抱えている人や、そろそろ睡眠薬を卒業したいと考えておられる人にはバッ
チリの天然の睡眠導入剤としておすすめできます。
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