血圧は個人的には「年齢+90」でOK、基準値と対処の仕方

血圧は個人的には「年齢+90」でOK、基準値と対処の仕方

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1.血圧は薬を飲まなくても変化する

ちょっと周囲を見るだけでも、高血圧症と診断されて薬を飲んでいる人を簡単に探すこと
ができます。それほどポピュラーな病気が高血圧症ということになります。しかし、安静
時の血圧という測定方法も、基準とされる数値も、どことなくスッキリしないところがあ
りますが、それはそれとして、ここでは実際に健康に過ごすための血圧の捉え方について
話を進めて行きます。

血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の壁を押す力のことで、上の血圧(最高血圧)
と呼ばれるのは、心臓が血液を送り出そうと収縮したときの最も高い状態のときの血圧の
ことで、下の血圧(最低血圧)とは、次に血液を送り出すために、心臓が拡張していると
きの最も低いときの血圧のことを言います。

その数値をもって、基準値を上回れば「高血圧症」ということになります。その測定のタ
イミングや基準値については、ひとつの目安として参考にすることは悪いことではありま
せんが、そこですぐに血圧降下剤を飲むというのはあまり感心しません。また、食塩を控
えるというのもあまり感心しません。ただし、それは精製塩(ミネラル類を排除した塩)
のことではなく、天然塩のことで、むしろ日本人は天然塩が不足しているのです。

もちろん、常に血圧200以上という状態なら血圧降下剤も必要かも知れませんが、一般
的には、昔の血圧基準値とされていた「年齢+90」で良いという医師も少なくありませ
ん。実際、ちょっと立ち上がったり、階段を上ったりするだけでも血圧は200程度には
上がっていることが多く、病院で安静時に1回測定して、わずかに基準値を上回っただけ
で、すぐに「高血圧症」と診断され、血圧降下剤を処方されるという現在の医療には少し
疑問があります。高血圧と診断されても、少し水を飲むとか、10分程度散歩した後の安
静時に測るということもぜひ試して頂きたいところです。

2.血圧が高くて心配なときの対処法

血圧とは常に変化しているもので、汗をかく時期に水分補給をしなかっただけでも高くな
ります。なので、血圧恐怖症の人は、まずは血圧測定器を調達して、気が付いたときに測
るようにしましょう。そして、その大半が「年齢+90」以上なら、高血圧症の疑いがあ
りますので、病院で診察を受けてみることも必要かも知れません。

ときどき高めかなというレベルなら、まずは「食事」「運動」習慣を見直してみましょう。
糖尿病や脂質異常症などの疾患がある人は、特に食事に注意が必要です。気になる塩分で
すが、天然塩なら、日本人の大半は摂取不足というデータもありますので、精製塩を使っ
ている人は、天然塩に変えてみると良いかも知れません。

あとは、飲酒を控える、禁煙する、ストレスをためない、といったことを実践するだけで
も血圧はすぐに下がります。ただし、もうすでにコレステロール値などを指摘されている
場合は、とりあえずは正常値にもどすことを考えましょう。その場合も、意味のわからな
いサプリメントなどではなく、効能・効果が認められた医薬品で対処することをおすすめ
します。

高血圧を心配している人の多くは、動脈硬化だろうと思いますが、血管は加齢とともに少
しずつ老化が進みます。なので、だれでも高齢になれば多少は動脈硬化が進んでいるので
す。その老化した血管に血液が流れやすくするために、人間の体は自然に血圧も高めにな
るように働いています。そんなときに薬で血圧を下げるというのは問題だし、薬の副作用
で血栓ができるリスクなどもしっかり考えてみる必要があります。実際に、高血圧で心配
している脳梗塞などは、実は血圧を下げる薬を飲んでいる人に圧倒的に多いというデータ
もありますので、まずは血圧はセルフケアで改善してみましょう。結果的に生活習慣病全
般が改善される可能性が高くなります。





 

 

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