高血圧が気になる人は肥満を解消することから考えてみよう

高血圧が気になる人は肥満を解消することから考えてみよう

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1.高血圧の正常値とは

高血圧とは、血圧が正常値より高い状態が続くことを言いますが、そもそも「正常値」と
はどういうものかを知っておく必要があります。現在の正常値は、上の血圧が135mm
Hg未満となっていますが、以前は「年齢+90」とされていました。

どちらが正しいかというより、加齢とともに血管も老化して行きますので血液は流れにく
くなり、それにつれて血圧も多少は上がらなければ血液がうまく循環しなくなります。し
かし、現代医学では、年齢に関係なく130台で高血圧ということになるのです。

健康維持のために130台を目標にするのは悪いことではありませんが、140程度で降
圧剤を飲むというのは少し考えものです。つまり、運動や生活習慣の見直しにより、血管
の若返りをめざした結果が130以下というなら喜ばしいことですが、血管の老化や運動
不足などにより、血液の循環が悪くなった結果、140程度になっているなら、無理に血
圧を下げると、脳への血流が悪くなり、それによる脳の健康への影響は高血圧による脳溢
血のリスクより大きくなるのです。もっと分かりやすく言えば、高血圧で血管が破れるよ
り、薬で血管が詰まる(脳梗塞)リスクの方が高いということなのです。実際、戦後まも
なくの頃の栄養事情が極端に悪かったときには、血管も脆くて破れやすかったときもあり
ましたが、現代ではその確率は非常に低くなっています。

なので、体の老化に見合った「年齢+90」を基準に考える方が自然で、60歳の人なら
150程度を正常値と考えても特に問題になることもないような気がします。ただ、常に
200近い数値が続いているような場合は放置してはいけません。

2.血圧対策に肥満解消

肥満の人は、高血圧症になる可能性が2~3倍と言われています。肥満には、見た目に脂
肪が多いと感じる皮下脂肪型肥満(女性に多い)と、外からは分かりにくい内臓脂肪型肥
満(男性に多い)がありますが、高血圧が主に関係するのは「内臓脂肪型肥満」です。

ただ、実際に肥満であるかどうかより、血圧対策としては、脂肪を溜めないような生活を
することが大切なのです。肥満と血圧の関係は、内臓脂肪が多くなると血液量が増えるた
め、全身の末梢血管が圧迫されることになり高血圧になりますし、肥満の人は脂質が多い
ため、いわゆる血液ドロドロといった状態で血液が流れにくい上に、体脂肪によって細い
血管が圧迫されるため、血圧が上昇することになるのです。

なので、現時点で肥満+高血圧の人は、まずは肥満を解消すること、まだ高血圧でなくて
も、肥満の人は高血圧予防には、肥満解消をめざすこと、そして、肥満でも高血圧でもな
い人は、現状を維持し、肥満にならないような生活を継続することが大切です。

肥満解消の方法は、まずは「食べ過ぎない」「適度な運動をする」ことです。もちろん、
いろいろなところで言われているような生活習慣全般を見直してみることは理想ではあり
ますが、たいていの人はできません。そこで、とりあえずは、この2つを実践してみるこ
とです。また、精神的なストレスから血圧が高めの人にはGABAがおすすめです。

病院で高血圧を指摘されても、年齢+90と比較して、現在の状況は血圧降下剤を飲む必
要があるかどうかを冷静に考えてみましょう。正常値より少しぐらい高くても、翌日には
正常ということも普通にあります。最低1週間程度は自分で血圧を測定してみましょう。





 

 

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