低血圧で気をつけたい症状はめまいと失神、その予防法は?

低血圧で気をつけたい症状はめまいと失神、その予防法は?

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.低血圧のリスク

血圧の話と言えば高血圧に関するものがほとんですが、それは低血圧では直接生命にかか
わるような大事に至ることはないということと、成人の多くが高血圧で悩んでいる半面、
低血圧は女性や子供に多く、マイナーなイメージなのかも知れません。

しかし、実際に低血圧で悩んでいる人にとっては、マイナーであってもメジャーであって
も大きな問題であることに変わりはありません。特に朝や夏に低血圧になりやすく、めま
い・立ち眩み・倦怠感・頭痛・食欲不振などの症状が出やすいとされています。

              

低血圧と言っても、本能性低血圧症・起立性低血圧症・症候性低血圧症の3つの種類があ
り、一般的に低血圧と言われているのは本能性低血圧症のことです。これは、特別な疾患
や原因とされるものがなく、体質的に低血圧であるという種類のもので、過半数を占めて
いるのがこのタイプです。

起立性低血圧とは、普段の血圧は問題ない数値ですが、急に立ち上がったり、体を動かし
たりしたときに血圧が低下して、めまいなどの症状が起きるといったタイプで、症候性低
血圧症とは、他の病気が原因で起きる低血圧のことを言います。

このように、本能性低血圧症(一般的な低血圧症)の場合は、ふらつき、めまい、頭痛な
どが多く見られる症状で、高血圧に比べてリスクが少なそうに思えるかも知れませんが、
入浴時に温まって血管が拡張して低血圧になったとしたらどうでしょう。かなり大きな事
故につながる可能性があります。また仕事で疲れて車を運転しているときなどに、低血圧
による失神が起きたとしたら大事故につながります。

つまり、低血圧そのものは直接生命にかかわるようなものでなくても、症状が起きるタイ
ミングによっては、他の人も巻き込むような大事故につながる危険性もあるのです。なの
で、たかが低血圧と侮ることなく、できるだけ改善するように努め、大事故につながるよ
うな状況をつくらないようにすることが大切になります。

2.低血圧の改善法

まずは、重大な事故に陥りやすい状況についてです。低血圧の人が注意すべきは食後30
分です。食後低血圧といって、食後は腸管への血流が増加するため、一過性の脳虚血にな
りやすくなります。このようなときに車を運転していたりすると、かなりのリスクがあり
ますね。体が温まり血管が拡張する入浴時も転倒事故などのリスクが高くなります。回避
するには、車の運転や入浴は、できれば食後1時間ほど空けてからにすることです。

次に、低血圧を改善する方法ですが、こちらは体質的な遺伝によるものと言われています
ので、特効薬的な方法はありませんが、より症状を軽くしたり、生活への支障を少なくす
るような方法はあります。

低血圧を改善しようと思う気持ちがあれば、それだけでも常に血圧に意識が向いています
ので、入浴時や疲労時、食後の行動などで無理をすることがなくなります。実は、これが
意外に大きいのです。

食事は、食後に起きる低血圧のことを考えて行動する必要がありますが、低血圧の人には
食欲不振の人が多く見られます。なので、低血圧改善のためには、栄養バランスを考えた
食事をしっかり摂る必要があります。塩分もきっちり摂るようにしましょう。

             

また、低血圧の人に多いのが末端部分の血液循環が悪いことです。ウォーキングなどの軽
い運動を通して下肢(特にふくらはぎ)の筋肉を鍛えるようにしましょう。時間のない人
は座ったままで筋肉トレーニングをするアイテムもあります。

そして、生活習慣を見直しましょう。不規則な生活が目立つようなら、早寝早起きから生
活のリズムを整えることを心がけましょう。

以上のように、特別なことをする訳でもありませんが、習慣化されている生活スタイルを
改善することは至難の業です。とりあえずは一番気になるところから始めてみましょう。


 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク