冷え性の原因を自律神経失調症と考える人は改善が早い

冷え性の原因を自律神経失調症と考える人は改善が早い

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1.冷え性の捉え方

最近では、冷え性は体温が低い(低体温)と考える人は少なくなりましたが、冷え性とは、
他の人が同じ環境に居ても、特に寒さを感じていないのに、自分だけが体が冷えているよ
うな状態のことで、もっとも一般的な冷え性の症状としては、握手をすると手が冷たいと
か、足が冷たくて眠れないといったことがあります。

もちろん、低体温(深部体温が35度を下回る状態)が原因で、冷え性になる人もいない
訳ではありませんが、普通に健康に生活していて、手足の先が冷えるといったような場合
は、そのほとんどは低体温ではありません。

また、冷え性は女性に多いとされていますが、実際に、冷え性を経験している女性は半数
以上とも言われていますので、まちがいなく女性特有の症状であるような気もしますが、
男性も約1割の人が冷えに悩んでいるという事実があります。

             

冷え性が女性に多い理由は、筋肉量・脂肪量などの体質的な問題や服装・運動量・ストレ
スなどの生活習慣の違いによるところが大きいと言われていますが、そもそも冷え性の原
因とは、血液が十分に循環していないことで、その血流をコントロールしているのが自律
神経なのです。つまり、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなって、寒暖
のコントロールができなくなっている状態が冷え性なのです。

そして、そのような状態を引き起こしている要因が、食習慣であったり、運動不足、冷暖
房装置、服装、ストレス、喫煙など、といったことになるのです。

これが、自律神経失調症の原因は冷え性とか、冷え性の原因は自律神経失調症とか言われ
る理由ですが、いずれにしても、その症状を引き起こしている要因を、少しずつ取り除い
ていくことが冷え性改善への近道ということになります。

2.冷え性の改善法

冷え性の改善には、自律神経のバランスの改善が必要であることは説明しましたが、では
具体的にどうすれば良いのかということですが、まずは「ストレスを溜めない」「生活の
リズムを整える」ことです。

どちらも、なかなか掴みどころのないテーマですが、とりあえずは、規則正しい食生活、
十分な睡眠といったところから整えて行きましょう。

             

次に、ストレスの解消は、難しいと言えば難しいですが、一番の方法は気分転換です。冷
え性の原因の1つでもある、筋肉量の不足、運動不足の解消も兼ねてウォーキングなどの
軽い運動をしてみましょう。実は、これは熱量の産出、筋肉量の増加、血流の改善、そし
て気分転換にもなりますので、まさに一石四鳥とも言える安上がりの健康法なんです。

これらの冷え性改善のための基本的な対策である、自律神経のバランスを改善することに
加えて、直接的な原因である、冷たい食べ物や飲み物を控える、糖質の多い菓子類や飲料
水を控える、インスタント食品や加工食品は控える、禁煙をする、気候や環境に合った服
装をする、入浴は湯船に浸かってしっかり温まる、といった日常的に体を冷やす原因にな
っているようなことを改善して習慣化することです。

また、もうかなり前から冷え性で悩んでいるという人は、ホルモンバランスの乱れや虚弱
体質的な要因も絡んでいることも少なくありません。そのような場合は、西洋医学より東
洋医学的な治療が有効と言われています。キュウ帰調血飲第一加減が代表的な活血キョオ
剤と言われていますので、思い当たるところのある人は試してみて下さい。


 

 

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