高齢者の夜間頻尿は健康寿命を縮める?その原因と改善方法

高齢者の夜間頻尿は健康寿命を縮める?その原因と改善方法

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夜間頻尿の健康リスク

夜間頻尿で悩んでいる人が多いと言われる高齢者に、健康寿命を縮めるリスクもあるとな
ると、なんとなく放置していた人もしっかりと向き合う必要があるかも知れませんね。

日本では、夜間頻尿で悩んでいる人は50代で約半数、それ以後も加齢にしたがって増え
80代で9割以上とも言われていますので、高齢者世代ではほぼ全員と言ってもいいかも
知れません。つまり、長生きすればほとんどの人が夜間頻尿で悩むことになるのです。

          

頻尿対策にノコギリヤシのサプリメントなどが売られているためか、頻尿=男性=前立腺
肥大というようなイメージがありますが、もちろんそれも原因の1つですが、前立腺のな
い女性にも男性と同じほど多く夜間頻尿で悩んでいる人がいるという事実を知っておく必
要があります。

膀胱の病気や糖尿病、腎不全、生活習慣など、さまざまな原因によって引き起こされます
ので、夜間頻尿の悩みが出てきたら、できるだけ早い段階で対処法を考えておくのが望ま
しいと言えます。

そこで、夜間頻尿と健康寿命の関係ですが、介護施設などのお世話になっている高齢者の
きっかけを調べてみると、夜間に何度も起きることで睡眠不足になって日中の活動量が落
ちて足腰の筋力が低下したり、トイレへ移動しているときに転倒して骨折したりしたこと
が原因で寝たきりになってしまったという事例がたくさんあるのです。

更に、恐怖心を煽る訳ではありませんが、夜間頻尿は老化現象の1つでもあるのですが、
実はその裏には命にかかわるような問題も少なくないのです。

夜間頻尿の原因と対処法

夜間頻尿の原因には「尿量が多い(多尿)」「尿をためておけない(膀胱容量の減少)」
「夜に目がさめてトイレに行く(睡眠障害)」といったものがあります。

いずれも加齢により体の機能が低下することで起こる症状ですが、もっとも多く、注意が
必要なのが「夜間多尿」です。普段はあまり気に留めることはないと思いますが、一般的
な1回の排尿量は約200cc(コップ1杯)です。そして、もうこれ以上溜めておけな
いというほど膀胱がいっぱいになった状態が約500ccと言われています。

では、1日にどのくらいの尿が作られているのかと言うと、だいたい1500cc程度ま
でとされています。つまり、昼夜で7~8回トイレに行くということになります。

ところが、老化による体の機能の低下により、このうちの500cc以上が夜間に作られ
たりすると夜間にトイレに行くことになるのです。また、同じく老化で膀胱の伸縮率が低
下すると、もっと少ない量でもトイレに行くことになってしまいます。

           

ここまでのところは、老化現象と言えるところですが、多尿の原因が「夜間高血圧」「睡
眠時無呼吸症候群」「下肢のむくみ」などが関係している場合は、それ自体が夜間頻尿以
上に問題なのです。もちろん、単に水分の摂り過ぎということも原因の1つですので、ま
ずは水分を少し控えてみることから始めてみるのが良いかも知れません。

むくみや高血圧など、自分では判断が難しいものは病院で相談することも必要ですが、高
齢=老化現象は自分でできる限りの努力をする以外に方法はありません。古くから老化対
策で定評のある漢方薬などを真剣に考えてみるというのも良い方法かも知れません。


 

 

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