女性の頻尿にノコギリヤシは意味なし?正しい頻尿対策とは

女性の頻尿にノコギリヤシは意味なし?正しい頻尿対策とは

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頻尿の原因とは

1日の尿の回数が多い症状のことを一般的に「頻尿」と言いますが、その判断基準とされ
ているのが朝起きてから寝るまでの排尿回数が8回以上ということです。しかし、これは
あくまでも基準であって、それ以上でも以下でも異常回数ということではなく、最終的に
は本人が排尿回数が多いと感じるかどうかによって頻尿かどうかを判断することになりま
す。

つまり、頻尿は回数よりもその「原因」の方が重要で、病気の場合もあれば、心因性の場
合もありますので、まずは自分の頻尿の原因を知ることが大切です。

代表的な頻尿の原因としては「過活動膀胱」があります。これは、尿が十分に溜まってい
ないのに膀胱が勝手に収縮するという病気で、急に尿意をもよおし我慢できなくなって、
何度もトイレに行くというタイプの頻尿ですが、日本では約1000万人の患者がいると
言われているメジャーな病気です。

           

その原因には、脳卒中やパーキンソン病などの病気の影響で膀胱のコントロールが効かな
くなったり、加齢による老化現象であったり、前立腺肥大症による排尿障害であったり、
原因不明の場合もあったりとさまざまですが、1回の排尿量は少なく、頻繁にトイレに行
くのが特徴です。

よく、「頻尿にノコギリヤシ」ということが言われていますが、ノコギリヤシは19世紀
にヨーロッパで前立腺肥大症の治療に用いられて以来、男性の抜け毛予防、強壮剤として
効能が認められ、現在はヨーロッパでは医薬品として認可されていたり、中国でも泌尿器
疾患の漢方薬として利用されていますので、頻尿の原因の1つである男性の「前立腺肥大
症による排尿障害」には効果があるかも知れませんが、女性の頻尿に関しては、ほとんど
意味がないということになります。

あとは、糖尿病、腰部椎間板ヘルニア、ガンなどの神経障害を引き起こす病気を患ってい
ない場合は、膀胱炎などの尿路感染による知覚神経刺激が原因で頻尿になったり、単純に
水分の摂り過ぎだったり、心因性だったりということも少なくありません。

頻尿対策はどうする

頻尿と言っても、その原因もさまざまですので、原因に応じた対策をするという以外には
方法がありませんが、まず水分の過剰摂取を自覚しているような場合は、摂取量を調整し
てみることで、案外すんなりと解決したりします。

           

また、老化などの体の機能の低下による場合は、他にも「目のかすみ」「腰痛」など機能
低下による別の症状も出てくることが多いので、そのような場合は漢方薬などが意外に効
果的であると言われています。

心因性の頻尿は、膀胱、尿道、尿量にも問題がなく、トイレのことが気になってしまうと
いうことだけでトイレに行っている状態ですので、寝てしまえば気にすることもなくなる
ため、夜間の頻尿がないことが多く、朝起床時の排尿量も正常というのが普通です。

ただ、血尿が見られる場合は、膀胱がんの症状として頻尿になることもありますので、こ
の場合は早急に医療機関で検査してもらうことをおすすめします。

いずれのケースでもない場合は、心配なら、心因性も含めて泌尿器科の専門医で診察を受
けて、まずは現状を把握することも1つの選択肢です。


 

 

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