中高年の夜間頻尿には理由がある?原因を知れば改善法も分かる

中高年の夜間頻尿には理由がある?原因を知れば改善法も分かる

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   加齢による頻尿の原因   

頻尿はたいていの人が経験していると思いますが、若い頃と中高年のそれは根本的な違い
があります。体が冷えるとか水分の摂り過ぎによる頻尿は、年齢に関係なく起こりますし、
主に昼間の頻尿であるため、それほど気にならないのが普通です。

しかし、中高年の頻尿は少し違うので、頻尿の悩みとして取り上げられることが多いので
す。その悩みとは「夜間頻尿」です。ときどき夜間の排尿回数のことと思っている人もい
ますが、夜間頻尿とは寝ている間の排尿回数が増える(通常、就寝中に2回以上)ことを
言います。

             

なぜ、そうなるのかと言うと、加齢により、夜間の尿量を減らす抗利尿ホルモンの分泌が
低下したり、尿を濃縮する腎臓の機能が衰えることで起こります。更に、水分の過剰摂取
気味の人や、高血圧、心臓病などの薬も原因なります。

水分の過剰摂取や薬品が原因である場合は、その対処法も違ってきますが、一般的には、
夜間には抗利尿ホルモンの働きで尿の量が増えないように調整され、睡眠に支障が出ない
ようになっています。しかし、老廃物は寝ている間にも変わりなく排出され、尿自体が濃
くなると、加齢により老化した血管への負担が大きくなります。

人間の体がよく出来ているなぁ、と思うのはこのようなところで、私たちが加齢により頻
尿の悩みと思っていることも、実は、加齢により老化した血管の負担を減らすことに貢献
していることになります。

ある意味、自然の身体保護機能が働いているということなので、日常生活に支障が出るよ
うなことがなければ、夜間に多少の尿が増える程度なら、それほど深刻に悩むようなもの
でもないということなんですね。

しかも、40歳以上の年齢になると、約7割の人が夜間頻尿の悩みを抱えていると言われ
ていますから、特に珍しいことでもなければ、自分だけ悩んでいる訳でもないと考えるこ
とで、かなり気分的には楽になるのではないでしょうか。

   夜間頻尿を改善するには   

中高年以降の夜間頻尿は、それほど気にすることでもないということが分れば、気持ちの
上では安心できるかも知れませんが、実際のところは、夜間に寝ぼけて転倒したり、不眠
症に陥ったりといった実害も出てきます。

やはり、夜間頻尿は何とかしたいと思う人は、とりあえずは頻尿につながることを控える
ことです。塩分の摂り過ぎ、コーヒーやお茶など利尿作用のある飲み物を控える、そして
当然のことですが、単純に水分の摂取量を控えることなどが、すぐにできる対策です。

             

次に、夜間頻尿で熟睡できないという人が多いですが、逆に睡眠が浅いことが夜間頻尿の
原因になっていることもよくありますので、果たして、自分はどちらが原因なのかを考え
てみる必要もあります。

そして、夜間に限ったことではありませんが、体が冷えるとトイレに行く回数が増えます
ので、できるだけ体を冷やさないように、特に下半身を冷やさないようにすることです。
それは、気温の低い冬だけの話ではなく、空調の効きすぎる場所で仕事をしている人なら
年中気を付ける必要があります。

これだけのことを実践できれば、それだけでも頻尿はかなり改善されると思いますが、や
はり加齢による機能の低下までカバーできるものではありません。

加齢による機能の低下というのは、対症療法の西洋医学にはありませんので、東洋医学的
な方法で対処することになります。老化による機能低下のなかでも、特に昔から尿トラブ
ルとして有名なのが漢方薬の八味地黄丸です。

漢方薬というと、なぜか軽視する人も多いですが、その効能効果が認められた立派な医薬
品ですし、ほとんどの人が名前ぐらいは知っているというほど有名で、長期間にわたって
親しまれているという実績からだけでも、試してみる価値は十分にありますよね。

さぁ、それでは、今日からできることからさっそく始めてみましょう。


 

 

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