尿トラブル対策は多尿と頻尿の違いを知ることから

尿トラブル対策は多尿と頻尿の違いを知ることから

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   多尿と頻尿の違い  

一般的に「尿」の悩みとしてよく耳にするのは「頻尿」ですが、ときどき「多尿」の症状
も同じように考えている人がいます。まずは、この違いを知ることが尿トラブル対策の流
れとしては正しいかも知れません。

頻尿とは、尿を出す回数(トイレに行く回数)のことで、それが昼であっても夜であって
も、一回の量が多くても少なくても関係ありません。要は、排尿回数が頻繁であることを
意味します。

             

多尿とは、一日の総排尿量が多いことで、トイレに行く回数は関係ありません。つまり、
トイレに行く回数は少なくても一回の排尿量が多く、総排尿量が多い場合は多尿になりま
すが、頻繁にトイレに行ってても一回の排尿量が少なく、総排尿量が多くなければ多尿と
は言いません。

これが「多尿」と「頻尿」の違いですが、何事も定義にピタリと当てはまらないことが多
いのが世の常で、そこのところが多尿も頻尿も同じといった解釈になるのかも知れません。

例えば、夜間に尿が溜まり過ぎて、目が覚めてトイレに行くという場合、一般的には夜間
頻尿と言われていますが、この場合の頻尿の直接の原因になっているのは多尿で、その尿
量が特に多い場合は「夜間多尿」という症状に区別されているのです。

もちろん、夜間頻尿の原因はそれだけではありませんが、基本的に多尿と頻尿の違いを理
解していれば、症状に応じた対策を立てやすくなります。

   多尿と頻尿の対処法   

私たちが頻尿とする基準は、1日あたりの排尿回数が4~7回(昼間)で、夜間に1回と
されています。これ以上になると頻尿という領域に入るのですが、その尿量はというと、
あまり良く知られていないようです。

1日の平均的な排尿量は1000cc~2000ccと言われていますので、1回の排尿
で150~200cc(コップ1杯)程度が目安になります。そして、3000ccを超
えるほど多くなると多尿と呼ばれますが、このレベルまでくると何らかの対策が必要です。

というのは、多尿は単に水分の摂り過ぎから、糖尿病、腎障害、器官障害、尿崩症など、
さまざまな原因が考えられますので、まずは、水分の摂取量を減らしてみて、それでも改
善されない場合は、数日間の排尿回数・排尿量などを記録して、泌尿器科を受診するよう
にして下さい。

           

一般的に頻尿と呼ばれる症状については、過活動膀胱や前立腺肥大症などの疾患が関係し
ていることもありますが、普通に多いのが加齢に伴う機能の低下です。広い意味では、前
立腺位肥大症や過活動膀胱も加齢による機能の低下というようなところもありますので、
八味地黄丸など、昔から頻尿対策として定評のある天然由来の漢方薬を併用しながら、水
分(特にコーヒー・紅茶・ビールなど利尿作用のあるもの)の摂取量を控え、緊張状態や
体温が低下するような環境を変えてみることから始めてみましょう。

糖尿病を原因としている場合は疲労が溜まったり、腎機能が原因の場合は下肢のむくみな
ど、特有の症状が現れることもありますので、そのあたりにも注意しながら過ごしてみて、
特に体調に異変を感じることもなく、排尿回数の減少が見られるなら、概ね正しく対処し
ていると考えても良いのではないかと思います。


 

 

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