尿路結石ができる原因と治療法、予防は毎日の食事から

尿路結石ができる原因と治療法、予防は毎日の食事から

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1.尿路結石とその原因

尿は腎臓で作られて、尿管・膀胱・尿道を通って排出されます。この一連の尿が通る道の
ことを尿路といいますが、その尿路のどこかにミネラルや有機物を含む結石ができること
を尿路結石と言います。とは言っても、その大半は腎臓か尿管で見つかることが多く、イ
メージとしては転げまわるような激痛と理解されていますが、必ずしもそういう激痛が伴
うというものでもありません。

激痛が走るのは、尿管に結石がある場合で、救急車を呼ぶような激痛に襲われるというの
もこちらです。ときには血尿や吐き気などの症状が出ることもあります。尿路結石の患者
数は世界的に増加傾向がありますが、日本人の場合は男性40代、女性50代に多いと言
われていて、女性より男性に多く発症する傾向にあると言われています。

           

治療法は結石の大きさによって違いますが、小さい場合(7~8ミリ以下)は「水を飲ん
だり、運動をしたりする生活指導」のみのこともあります。しかし、自然排出が見込めず、
繰り返し痛みが起きる場合(1センチ以上)は入院して本格的な治療を受けることもあり
ます。主に内視鏡や衝撃波による治療法になります。

尿路結石ができる原因は、食生活・年齢・ストレス・尿路の変形などさまざまな要因がか
らんでいると言われていますが、なかでも食生活と深くかかわっているようですので、再
発を予防する意味でも食生活の見直しは重要です。同時に結石ができやすいのは尿が濃縮
されたときと言われていますので、汗を多くかく時期や仕事中のトイレ我慢などにも注意
が必要です。

2.尿路結石の再発予防

尿路結石は食生活と深くかかわっているとされていますので、一度発症した人が再発を予
防するには、まずは食生活の見直しが必要です。尿路結石の患者さんは、5年以内の再発
者が約半数もいると言われていますので、かなりの高確率で再発します。

尿路結石のもとになる成分はシュウ酸です。シュウ酸を含む食品としては、ほうれん草や
レタスなどの野菜、ナッツ類、バナナ、チョコレート、コーヒー、緑茶など、本来は健康
的な食生活で推奨されているような食品に多く含まれているようです。なので、いくら尿
路結石予防のためとは言え、それらをすべて取り除くことは現実問題として無理がありま
す。しかし、どちらかと言えばその種の食品が過剰摂取気味である場合は、少し工夫して
みる必要があります。

           

シュウ酸はカルシウムと一緒に摂ると、便として排出される性質がありますので、サプリ
メントなどでもかまいませんので、食事と一緒にカルシウムも摂取するようにしましょう。

そして、結石ができにくく、排出しやすくするためには水分の摂取が必要です。特に水分
が不足する季節や仕事についている人は、積極的に水分補給を心がけましょう。

また、インスタント食品やファストフードなどに偏った食事はできるだけ控えるようにし
て、野菜や海藻類を増やしたり、食事時間などを総合的に見直してみましょう。食事に関
しては、尿路結石を発症する人に共通している食事内容が糖尿病を発症する人と似ている
という話もありますので、どちらかの病気を発症している人は、特に食事には注意が必要
と言えるかも知れません。


 

 

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