中高年の男性に多い夜間頻尿の対処法は老化対策から

中高年の男性に多い夜間頻尿の対処法は老化対策から

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   中高年者の夜間頻尿の原因   

高齢者の男性で夜間頻尿に悩んでいる人は意外に多いのですが、一般的に話題に上るよう
な種類のものでもないので、自分1人で悩んでいることが多いようです。ここで言う夜間
頻尿とは「寝ている間の排尿回数が増える」ことで、夜間の排尿回数という意味ではあり
ません。寝ている間に2回以上の排尿がある場合を夜間頻尿と言います。

中年以降の男性で、自然に夜間の排尿が多くなったという場合は、その原因は老化現象で
あることが多いので、それほど悩む必要もありません。

           

つまり、夜間にトイレに行かない人は、抗利尿ホルモンの働きで尿が濃縮されて量が増え
ないように調整されていますが、加齢とともにそのホルモンの分泌量が減ることで、尿を
濃縮して溜めておけなくなります。これがトイレに起きる回数が増える原因です。

しかし、ある意味、この現象は同様に老化した血管などに負担をかけないために、自然に
備わった体の防御システムの1つでもあるのです。なので、寝る暇もないほど頻繁にトイ
レに行くというようなものでなければ、加齢による多少の夜間頻尿はそれほど気にするよ
うなものでもありません。

特に、寒くなるとトイレが近いという人は、それにもちゃんとした理由があります。寒く
なると膀胱や周辺の筋肉も縮みますので、尿意を感じやすくなりますし、外気温が低くな
ると体温を一定に保つために、体内での燃焼活動が活発になります。すると代謝水も発生
しますので、尿意とともに尿そのものも実際に増えることになるからです。

中高年になると、前立腺肥大症や過活動膀胱などの病気が関係する頻尿もありますが、他
に異常がなく、単純に夜間にトイレへ行く回数が増えたというような場合は、その原因は
老化現象で、ほとんどの人が多少は気にしていることでもあるのです。

   中高年の夜間頻尿の対処法   

夜間頻尿の原因が老化現象の1つであるとすれば、多少トイレの回数が増えた程度なら、
それほど心配するようなことでもありません。しかし、心配ないということと、何も考え
なくて良いということとは別です。

夜間に頻繁に起きることによる転倒事故や、睡眠不足による日常生活上の支障は、できれ
ば防ぎたいものです。そこで、病院治療ということではなく、手軽にできる夜間頻尿対策
をご紹介したいと思います。

まずは、基本中の基本ですが、就寝前にアルコールやカフェイン飲料、必要以上の水分摂
取は控えることです。次に、部屋の空調、入浴、衣類、カイロなどを活用して、体を冷や
さないようにします。ときどき尿意で目が覚めるというより、睡眠が浅くて目が覚めてい
るだけのこともありますので、適度に体を動かして睡眠を深めることも大切です。

               

また、頻尿をはじめ、さまざまな尿トラブルには、昔から定評のあるのが八味地黄丸とい
う和漢薬です。この種の漢方薬は西洋医学とは違って、全身のバランスを調整する医学か
ら生まれた医薬品ですので、尿トラブルはもちろんですが、加齢による新陳代謝や機能全
般の低下の改善に役立つ生薬として知られています。

尿の出が悪い、残尿感がある、などの症状による頻尿の場合は、膀胱炎や過活動膀胱、前
立腺肥大症、前立腺ガン、尿道狭窄などの病気が関係していることもありますので、病院
で診察を受けてみる必要があります。

そして、意外に盲点になっているものに、高血圧に使われる降圧剤、心臓病に使われる強
心剤などにも利尿作用があります。その場合は主治医と相談して薬の飲み方について相談
してみると良いかも知れません。



 

 

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